ジョーンズ「プレミアリーグで優勝したい」
イングランド代表として出場したワールドカップ・ロシア大会後、フィル・ジョーンズはすぐにでもマンチェスター・ユナイテッドに合流したかった。
他のチームメートと同様に、ジョーンズも休暇終了を早め、Aonトレーニングコンプレックスで調整を続けていたチームに合流した。
ジョーンズは、自分でもどうして2018-19シーズンに向けた準備を急いだのかわからないと言う。
「誰かに聞かれたけれど、メディアや世間が騒ぐほど大した話ではないよ」
「ただ合流したかったんだ。数週間休んだら、もう十分と思った。自分もそうだし、僕と同じようにした選手にとっても、何の問題もなかったはずさ」
ワールドカップ出場は誇りに思えること
ジョーンズは、今回のワールドカップで2試合に出場。グループステージでのベルギー戦、それから3位決定戦となった同国との一戦だ。
ジョーンズは、準決勝まで勝ち進んだチームで、もっと出場機会が欲しかったと認めたものの、ブラジルで開催された2014年の前回大会に続いて、今大会メンバーにも選出されたことを誇りに思っている。
「自分にとっても経験になった。(ワールドカップには)以前も1回出場した。あまり出場機会はもらえなかったかもしれないけれど、それだけ競争が激しいんだ。今回は2試合に出場できて良かった。(2014年は)1試合だけだったから、これで3試合に出場したことになる」
「たしかに、もっとプレーしたかったよ。でも、若い時に母国を代表してワールドカップに出場できるなんて素晴らしいことだからね。僕にとっても、誇りに思えることなんだ」
ユナイテッドでは素晴らしい思い出ばかり
ジョーンズは、合流後バイエルン・ミュンヘンとのプレシーズン最終戦の後半に交代出場したが、レスター・シティーとのプレミアリーグ開幕戦では出番がなかった。
2011年にブラックバーン・ローヴァーズからオールド・トラッフォードにやって来たジョーンズは、26歳になった。ユナイテッドでも8シーズン目となったが、これまでの時間を楽しめている。
「あっという間だね! 初めて出場した試合も覚えているし、初めてプレミアリーグ、ヨーロッパリーグで優勝したときのことも覚えている」と、ジョーンズ。
「特定のシーズンではもっと多くのタイトルを取れたかもしれないけれど、素晴らしい思い出ばかり。でも、とにかく楽しめているよ。僕はクラブが大好きだし、スタッフも好きなんだ。素晴らしいクラブで、最高の監督とコーチの下で仕事ができる。本当に楽しいよ」
今季の結果は見てのお楽しみ
先週の金曜日にオールド・トラッフォードで行なわれた開幕戦に2-1で勝利したユ���イテッドは、日曜日にアメックス・スタジアムで行なわれる次節で、ブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦する。
ジョーンズは、加入2年目の2012-13シーズンにプレミアリーグ優勝を達成。同年の優勝は、リーグ史上最多となる20回目の優勝だ。
目の前に立ちはだかる試練が厳しいものばかりだとしても、ジョーンズを含むユナイテッドの選手たちは、再びリーグ優勝を目標に掲げている。
「僕はクラブが大好きだし、スタッフも好きなんだ。素晴らしいクラブで、最高の監督とコーチの下で仕事ができる。本当に楽しいよ」
「もちろん、プレミアリーグで優勝したい。イングランドで一番優勝するのが難しい大会だからね。選手のレベル、フィットネスレベルもどんどん上がっている」
「2011年にユナイテッドに移籍したときのことを覚えている。あのときからプレミアリーグは急速にレベルアップしている。試合ペースも速くなっているしね」
「適応しないとやっていけない。このリーグでやれるのは良いことだよ。トップ6のチームは強豪で、競争も激しい。今シーズンもタフなのはわかっている。それでも、試合に向けたアプローチに集中して取り組まないといけない。どうなるかは、お楽しみさ」