ポグバとリンガードがヨーロッパリーグ優勝を振り返る
自宅待機を余儀なくされる中、ジェシー・リンガードとポール・ポグバが、2017年にマンチェスター・ユナイテッドが優勝したヨーロッパリーグを振り返った。
同年の決勝に出場したユナイテッドアカデミー出身の2人は、現在自宅でのトレーニングを続けている。
MUTVプレゼンターのサム・ホームウッドとのUnitedハングアウトビデオチャットで、良き友人でもある2人は、3年前の決勝を振り返った。
ポールは「僕たちが求めていたことだったので、とても嬉しかった。シーズン開幕時点で優勝したかった大会。(翌シーズンの)チャンピオンズリーグ出場権が得られる大会だったからね」とコメント。
「シーズンで2つ目のトロフィーだったので、本当に嬉しかった。マンチェスター・ユナイテッドにとっては、トロフィーの獲得が重要なんだ」
2-0で勝利したアヤックスとの決勝は、ポグバのゴールで先制。しかしジェシー・リンガードは、アヤックスのディフェンダー、ダビンソン・サンチェスにディフレクトしたオウンゴールと主張した。
これに対してポグバは、「あれは僕のゴールだよ! あの時シュートを打っていなかったら、あの方向にボールは飛んでいなかったのだからね」と、笑顔で答えた。
「ラッキーだった。序盤に先制すれば、アドバンテージになる」
リードしたまま前半を折り返したユナイテッドについて、ジェシーはハーフタイムの間も落ち着いていたち回想する。
「とても自信があった。前半を終えてリードしていて、その後もゲームプラン通りにやった。気を弛ませず、全員で一丸となって戦った」
後半にヘンリク・ムヒタリアンの追加点でリードを広げたユナイテッドは、ジェシーにも3点目が生まれたかと思ったが、サンチェスのタックルに阻まれた。
「ゴールに向かっている時には、背後のことは気にならなくなる」
「サンチェスがものすごい速さで自分に迫っていたんだ! キーパーと1対1で、シュートを打とうとした時にタックルされた」
「優勝できて嬉しかった。ヨーロッパでの決勝は、選手全員が夢に見るもの。それに、ポールやマーカス(ラッシュフォード)ら一緒に育ってきた仲間と掲げられたのだから最高。一生の思い出」
「僕たち全員にとって素晴らしい試合だった」と、ポグバが続く。「全員が良いプレーをしたし、力強いパフォーマンスだった」
ファンへのメッセージ
2人は最後に、新型コロナウイルスの世界的大流行により自宅待機しているファンにメッセージを送った。
ポグバ「安全に、自宅にいてもらいたい。これからもユナイテッドをサポートしてもらいたい。またすぐに会えるのを楽しみにしている。僕たちも試合がしたい。そしてトロフィーを勝ち取りたい」
リンガード「今は政府のガイドラインに従わないといけない。家にいて、頻繁に手を洗って、安全に過ごそう。またフットボールが始まる時に備えておくよ。今は自宅や庭で練習をしているから、早く仕事に戻りたい」