ユナイテッドがNHSへのサポートと謝意を表明

水曜日、マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションの車両がサルフォード・ロイヤル NHS ファウンデーション・トラスト、NHSマンチェスター・ファウンデーション・トラスト・チャリティに向かい、NHSスタッフに3500点ものマンチェスター・ユナイテッドグッズを贈呈しました。グッズを差し上げた方の中には、病院の清掃スタッフ、裏方も含まれています。先週地元の病院を訪問し、寄付をしたのに続いて、マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションは今回も行動に移しました。

NHSと協議の上、地元地域のNHSをサポートするため、ボランティアドライバーが運転する16台の車両を待機させています。またユナイテッドは、医療用具、保護用具、衣類、消耗品などを含むクラブの医療用品をサルフォード・ロイヤルに寄付しました。

クラブは特に仕事量が減っているスタッフに対して、NHSのボランティアとして、地元の活動に従事することを推奨しています。ボランティアの仕事に時間が取られたとしても、クラブは、このパンデミック時期もスタッフに普段と同様の給与を支払います。

マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションのネットワークを駆使し、パートナー関係を結ぶ教育機関の協力の下、フルタイムコーチは、グレーターマンチェスターの高校で人間形成、教育、フットボールプログラムを提供する予定です。

またオールド・トラッフォードは、仮設の献血センター候補になっており、献血の量が不十分になった場合は、献血センターとしての役割を担います。さらにクラブは、NHSスタッフにホテルフットボール・オールド・トラッフォードの駐車場を無料で貸し出しています。

NHSへのサポートは、地元を支える活動の一環で、今週は3万点もの食料と飲料を地元のフードバンク、病院、慈善団体に寄付しました。普段は、ホームゲームごとに食糧の寄付を行っています。そしてユナイテッドのケータリングスタッフも、保存していた食材を使い調理し、350食を地元のフードバンクと慈善団体に届けています。

マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションのチーフエグゼクティブ、ジョン・シールズのコメントは��以下の通り。

「ファウンデーションは、地元のコミュニティをサポートするためにあります。今後も、この難局において助けが必要な人たちのため、人員を駆使して多様な形で対応していきます」

「我々のコーチは、子供達のために現在も開いている学校に赴き、必要なサポートを実施する可能性があります。また、クラブと共同で、食料の寄付にも力を入れています。我々のスタッフが一致団結する姿を誇りに思います。多くのボランテイアスタッフが力を貸してくれる姿に感動しています」

ノーザンケアアライアンスNHSグループのチーフエグゼクティブ、ラジャ・ジェインのコメントは、以下の通り。

「ノーザンケアアライアンス、そして寄付を頂戴したサルフォード・ロイヤルを代表し、御礼の言葉を申し上げます。この難しい時期を過ごす彼らにとって、今回の寄付により士気が高まりました」

サー・アレックス・ファーガソンのコメントは、以下の通り。

「NHSの重要性を認識できて嬉しく思う。2年前、彼らは私の命を救ってくれた。このパンデミック期に彼らが取っている行動は素晴らしい。そして、クラブ、英国の国民が彼らを支えている姿を誇りに思う。素晴らしい」

オーレ・グンナー・スールシャール監督のコメントは、以下の通り。

「NHSのスタッフとボランティアは、リスクに直面しながらも、全員の安全のため、ウイルスと戦ってくれている。彼らは素晴らしい仕事をしてくれている。彼らの日々の仕事は労われて当然だ」

マンチェスター・ユナイテッドの選手たちは、木曜にクラブのメディアチャンネルを通じ、NHS、そして世界中でコロナウイルスと戦う医療従事者に感謝の気持ちを伝えました。ファンの皆さんも、最前線で戦う方達への感謝メッセージを送ることができます。

クラブのキャプテンを務めるハリー・マグワイアは、#PlayersTogether イニシアチブを代表し、次のようにコメントしている。

「全選手を代表し、このウイルスに感染した方達にお見舞いを申し上げます。国が一致団結し、NHS、そして重要な役割を担う方達に対する感謝の気持ちを表す姿を見られ、感動しています。共に戦えば、乗り越えられます。この戦いに向けて、より力が増すものと信じましょう」