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プロフィール:アマド・ディアロ

マンチェスター・ユナイテッドの新選手、アマド・ディアロがシニアデビュー戦で結果を残すのに、大した時間は要らなかった。彼は、たった6分でゴールネットを揺らしてみせた。

2019年10月のウディネーゼ戦の終盤に交代出場したアタランタ所属のヤングスターは、相手陣内でボールを奪うと、そのまま前に運んでペナルティーエリアの外から強烈なシュートを叩き込んだ。自己紹介には悪くないスタートだった。

この瞬間、ユナイテッドを含む世界のトップクラブが彼の存在に気づいた。我々のスカウトは、2016年からアマドの才能、彼の成長を注視してきた。スカウトはディアロのスキル、スピード、メンタリティに惚れ込み、彼の獲得は優先事項となった。

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アタランタでのシニアキャリア初戦、わずか6分でゴールを記録

シニアレベルでのプレータイムはわずか21分足らずだとしても、獲得を決断する妨げにはならなかった。そして2020年10月、アタランタと同選手の獲得に関して合意。移籍の成立はメディカルチェック、選手との契約、労働許可証の取得次第だった。

クラブ間合意発表から3ヶ月、正式にクラブと契約を結び、ディアロは晴れてユナイテッドの一員となった

2002年7月11日にコートジボアールのアビジャンで生まれた彼の誕生月には、リオ・ファーディナンドがリーズ・ユナイテッドからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。ディアロのフットボール人生は、幼い頃にイタリアに渡った時から始まった。

エミリア=ロマーニャ州北部からビッビアーノに移ると、ディアロは地元のアマチュアクラブ、ボカ・バルコに入団。彼のプレーを見た誰もが、その才能に気づかされたことだろう。彼はユヴェントス、ACミラン、インテルナツィオナーレのトライアルを受けた後、13歳の時にアタランタと契約を結んだ。

加入後まもなく年齢が上のグループに加えられ、ほかのユースランクでも成長し続けた彼は、16歳までにシニアチームの練習に参加するまでになっていた。その才能は、アタランタのキャプテンであるアレハンドロ・ゴメスがバルセロナのレジェンドであるリオネル・メッシと比較するほどだった。

その才能は、ゴメスは「ファーストチームのディフェンダーでも、彼を止められないことがあった。練習で彼を止めるには、蹴るしかなかった! まるでメッシのようにプレーする」が語ったほどだった。

ディアロは左右どちらでもプレーが可能で、つねに何かを起こそうとする選手だ。俊敏で、素晴らしいバランスを備え、足も速い。対戦相手のディフェンダーにとって厄介極まりない存在だ。

それはファーストチームデビュー戦でも証明された。アタランタがウディネーゼを7-1で下した一戦でゴールを記録し、セリエAデビュー戦でゴールを決めた最年少選手(17歳と109日)になった。またディアロは、2002年生まれの選手としてはイタリアのトップリーグでゴールを決めた初の選手にもなった。

新型コロナウイルスの感染が拡大した2019-20シーズンではウディネーゼ戦以外に2試合に出場。当時からヨーロッパの一流クラブが彼の獲得に動くのではないかと噂されていた。

173cmながらボールを保持した時の力強さは特筆的で、ブルドーザーのように突き進む能力も高い。右ウィンガーとして知られているものの、左でも中央でもプレーできる。

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11月のミッティラン戦でチャンピオンズリーグデビューを果たしたアマド

ディアロが次にアタランタの試合に出場する前までに、ユナイテッドへの移籍は決まっていた。2020-21シーズンは2試合に出場し、1-1のドローに終わったミッティラン戦ではチャンピオンズリーグデビューも果たした。

オーレ・グンナー・スールシャール監督は「彼の到着が非常に楽しみだ。すでに何度か彼のクオリティーを見せてくれている。また別のレベルであるイングランドのプレーを学ぶ必要はある。彼には、成長し、自分を表現できるようになるための十分な時間を与えるつもりだ」と語っていた。

ディアロは、これは16歳から21歳が対象で、2021年に注目される“UEFA未来の50選手”にも選ばれた。

それと同時期に、彼はスタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリアからオールド・トラッフォードへとやって来る最終過程を終えた。マンチェスターへようこそ、アマド!

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