元レッズが提言。テン・ハフが最初に取り組むべきこと
マンチェスター・ユナイテッドの次期監督、エリック・テン・ハフの最優先事項は、正しいチームスピリットを育むことだと、元レッドのクイントン・フォーチュンが語っている。
土曜日にオールド・トラッフォードでリヴァプールと対戦するレジェンド・オブ・ザ・ノースを前に、元南アフリカ代表は、選手たちが笑顔でプレーできるようにするために必要なのは、シンプルなステップだと考えている。
不本意だったシーズンは、今週末のクリスタル・パレス戦で幕を閉じるが、フォーチュンはテン・ハフが行うであろうテコ入れに期待している。
クロスバーチャレンジ:フォーチュンのハットトリック
🇿🇦💯 クイントン・フォーチュンは、土曜日のレジェンド・オブ・ザ・ノース戦に向けて、準備は万端のようだ...
「まず第一に、エリック・テン・ハフと契約したのは良いことだ。これから3年、3年半の間、チームを率いる指揮官を得たわけだが、彼が最初にやるべきは、良いチームスピリットを作り出すことだ」。
「数週間前、キャリントンでボス(サー・アレックス・ファーガソン)の話を聞く機会に恵まれた。食堂で一緒に食事をしたとき、彼はチームスピリットといったシンプルなことを示唆していた。それはとてもシンプルなことだが、多くの人が見逃している。しかしそれが選手間だけでなく、キャリントンのスタッフ全員の絆を作り上げていたんだ」。
「チームスピリットを育むことは、チームが成功する上で重要な役割を果たす。我々には、個々としては素晴らしい選手がいる。しかし彼らが必ずしもチームとしてプレーしているとは限らない。選手には、キャリントンに来て、赤いジャージーを着たいと思わせたい。才能があることは確かなのだからね」。
「しかし、選手たちがお互いのためにプレーし、クラブのためにプレーし、そしてそれを楽しむことができるようなチームを作るには、時間が必要だ。選手には笑顔でプレーしてもらう必要があるし、それができれば、他のことはすべて後からついてくるものなのだ」。
いつも陽気で、ポジティブな波動を生み出していたフォーチュンは、指導者としてのキャリアを歩む中で、自分が理想とするフットボールについても語ってくれた。
ユナイテッド、カーディフ・シティー、そして直近ではレディングでの指導経験を持つ44歳のフォーチュンは、自分が得てきた知識を伝達したいと考えている。
「哲学なんて大それたことではなくて、私の生き方というか、自分のあり方は、できる限り人を助けたいということなんだ」と彼は続けた。「だから、もし選手たちを向上させる手助けができるのなら、それが私がやりたいことの一つなんだ」。
「それから、長いキャリアの間でサー・アレックスや他の多くの監督から学んだことを生かすこと。そし��同じように良い環境を整え、無私の心を持ってお互いのためにプレーするチームを作ること。勇気があり、自分のことを忘れてチームのことを第一に考えてプレーすることだ」。
ネヴィルがレジェンドゲームに出場
記事ガリー・ネヴィルがリヴァプールとのレジェンドゲームに出場。
「勇気をもってプレーし、楽しんでプレーする。それが、試合前にサー・アレックスから言われたことだった。「楽しんでこい」ということだよ。本気ですか?6万人から7万人の観客を前にして、楽しんでこいと?でも、自分たちはまさにそれをやっていた。それから毎日のトレーニングもとてもハードだった。競争は激しいが、楽しい環境だった」。
「素晴らしいチームスピリットがあって、それでトロフィーを手に入れることができた。毎試合、試合に臨むたびに、チームメイトに支えられていることを実感していた。それはとても大切なことだ」。
「コーチとしてやりたいことはたくさんあるけど、一番大事なのは、みんながサッカーを楽しめるように、いいチームスピリットを作ることだ」。
今週土曜日、オールド・トラッフォードで開催されるレジェンド・オブ・ザ・ノースで、クイントンや他の元レッズたちがリヴァプールと対戦する。