ラルフ「残りの試合はすべて勝つつもりで」
ラルフ・ラングニックは、マンチェスター・ユナイテッドが来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得るためにも、イースター前のプレミアリーグ戦で勝利の波をつかみたいと考えている。
ラウンド16第2戦でアトレティコ・マドリーに1-0で敗れ、チャンピオンズリーグから敗退となったいま、暫定監督はリーグでトップ4の座をつかみとる戦いに神経を集中させている。
ユナイテッドは現在5位につけているが、来シーズンの出場権が得られるトップ4圏内をめぐっては、5クラブがしのぎを削っている状態だ。
現在4位のアーセナルとは勝ち点1差があり、彼らは3試合多く未消化試合を残している。そのうちの1つが水曜日のリヴァプール戦だ。
また、ユナイテッドの後方からは、ウェストハム・ユナイテッド、ウルヴス、トッテナムも、上位進出を狙っている。
レッズに残されたミッションは9試合だ。4月末には、エミレーツ・スタジアムでの、アーセナルとの直接対決も控えている。
その前に予定されている、4月2日(土)のレスター・シティー戦(ホーム)、4月9日のエヴァートン戦(アウェー)、そしてイースターウィークエンドの土曜日に行われるノリッジ・シティー戦(ホーム)では、しっかりと勝ち星を手にし、磐石な状態を構築しておく必要がある。
「リーグ戦の状況はかなりはっきりしている。残る9試合に、我々はほとんどすべて勝たなければならない」アトレティコ・マドリーに敗れた後の記者会見でラルフはそう語った。
「アーセナル戦は絶対に勝たなければならない。4位になるためには、ほとんど勝つしかないんだ」。
CL敗退を悔やむデ・ヘア
記事ダビド・デ・ヘアがアトレティコ・マドリー戦を振り返った。
他のチーム、とりわけガナーズの失速に期待するかと尋ねられると、「そうだね、彼らがポイントを落とすのは悪いことではない。しかし我々にできることは、できるだけ多くの試合に勝つことだ」とラルフは答えた。
「ただ、まだ厳しい対戦が控えている。プレミアリーグに楽な試合などない」。
「次の3試合は、ホームでレスター、アウェーでエヴァートン、ホームでノリッジと対戦する。ここで勝ち点9を獲得したいところだ」。
ノリッジ戦の後、ユナイテッドは4月19日(火)、アンフィールドに赴き、日程が再調整されたリヴァプール戦を戦う。そしてその5日後は、ロンドンでのアーセナル戦に挑む。エミレーツ・スタジアムでの試合は、現地時間12:30(日本時間20:30)にキックオフだ。
そして5月にはホームでブレントフォード、アウェーでブライトン、オールド・トラッフォードでチェルシーと対戦。2021-22シーズン最終節は、敵陣にてクリスタル・パレスと対戦する。