ヴァランヌとポグバのリーダーシップ
マンチェスター・ユナイテッドのフランス人選手たちにとって、今回のインターナショナル・ブレイクは充実したものとなった。アントニー・マルシャルはゴールを決め、ポール・ポグバとラファエル・ヴァランヌも、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦とウクライナ戦でのドローの後、フィンランド戦で勝利をおさめたレ・ブルーの挽回劇に貢献した。
「みんな、すべてを出し切るんだ。後悔のないように!」そう言って、今夏ユナイテッドの一員となったヴァランヌは仲間達を鼓舞している。Big match motivation Les Bleus' style 🔥💪#FiersdetreBleus pic.twitter.com/bE63khWWfq
— French Team ⭐⭐ (@FrenchTeam) September 8, 2021
「いま出し切るんだ。この90分間で。でなければ後で悔やむことになる。ハーフタイムじゃ遅い。いま、この瞬間から正しい姿勢で挑むんだ。勝つぞ!勝つぞ!」
8月にレアル・マドリーからの移籍が完了してからというもの、ヴァランヌがチームに加味してくれるであろう経験値への期待が高まっている。
28歳のセンターバックは、フランス代表とともに2018年のW杯に優勝し、レアルでも数々のタイトルを手にしている。
ヴァランヌは、ユナイテッドが1-0で勝利をおさめたウルヴズ戦でデビューしたが、そこでもすでに若手の右サイドバック、アーロン・ワン・ビサカにアドバイスする姿が見られた。想定内のことではあるが、ヴァランヌがフランス代表だけでなく、ユナイテッドでもリーダーとしての役割を果たしてくれるであろうことを、思い出させてくれた。このビデオでも(00:35)、ヴァランヌは仲間達の意欲をかきたてるメッセージを発している。
ポグバについては、ワールドカップで優勝した際、ロッカールームでのチームトークが刺激的だったのは有名だ。この映像ではヴァランヌが大声で堂々と話しているが、ポグバも明らかにリーダーシップを発揮している。トンネルに向かう瞬間、彼はチームメイトに向かって「ウィニング・メンタリティ」と繰り返し語りかけている。フランスの1点リードで迎えたハーフタイムには、「もう一度、もう一度、もう一度行こう。もっともっと頑張ろう!」と仲間達を盛り上げた。
ハーフタイムには、ヴァランヌが再び主役となった。「最後まで集中していくぞ。彼らには何も与えない。彼らは俺たちのミスを狙っている。だから何も与えない。シンプルにプレーするんだ。あと45分だ。さあ行くぞ!」
こうした言葉は、ユナイテッドのロッカールームでも聞かれるようになることだろう。
ブルーノ「ロナウド加入でタイトルに近づいた」
記事ブルーノ・フェルナンデスが、クリスチアーノ・ロナウドについて語った。
レッズには、キャプテンのハリー・マグワイアだけでなく、タリスマン的なクリスティアーノ・ロナウドとブルーノ・フェルナンデスのポルトガル人ペア、そしてポグバとヴァランヌのフランス人コンビ、さらにはスウェーデン代表のキャプテン、ビクトル・リンデロフもいる。
これからさらにチームが成長を遂げるための環境は整っている。