ヴァランヌ「大事なのはディテール」
ラファエル・ヴァランヌは、マンチェスター・ユナイテッドが今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで優勝できると主張するが、チームは最近のパフォーマンスと結果を改善する必要があると認めている。
2013-14、2015-16、2016-17、2017-18シーズンにレアル・マドリーで優勝した実績を持つヴァランヌは、今季の大会初ホームゲームの試合前日会見で、エリック・テン・ハフ監督の隣に座る理想的な存在だった。
欧州クラブフットボール界で最も栄誉あるトロフィーの獲得まで、今のチームにはどれほどの距離があるのかと問われたヴァランヌはこう答えた。 「このコンペティションはディテールが重要で、勝つためには効率的でなければならない」
「今のところ、(ここ数週間で)改善できるのは、ゴール前でもっと効率的にプレーすることだと思う。失点シーンが非常に少ないので、得点を奪うために多くのチャンスを作らなければならない。それがトップレベルの現実。大きなトロフィーを勝ち取るためには、効率的でなければならない」
今シーズン、ユナイテッドは欧州チャンピオンになれるのか、と問われた30歳はこう続けた。「そうだね。コンペティションを勝ち抜くだけのクオリティーはチームにあると思う」
「言ったように、この大会は難しい。あらゆるディテールに気を配らないといけない」
「でも、クオリティーが高く、メンタリティーも良い。期待したようなシーズンスタートではなかったけれど、それでも世界最高のチームと戦えるだけのクオリティは持っていると信じている」
「明日は、そのコンペティションで最初の勝ち点を獲得し、前進し、向上するための絶好の機会」
チャンピオンズリーグを制するために何が必要かを語る資格は十分すぎるほどあるヴァランヌは、テン・ハフの下でクラブの若手選手たちがどのように成長しているかを評価し、自身や他の経験豊富な選手がどのように若手を助けられるかを説明する経験も十分すぎるほどに積んでいる。
アカデミー出身のアレハンドロ・ガルナチョとハンニバル、そして夏に加入したラスムス・ホイルンドについて意見を求めた記者に、ラファエルは「彼らはよくやっていると思う。チームにエネルギーをもたらしてくれる」と答えた。
「彼らはまだ学んでいる最中。そして、経験を積んだ選手たちは、手本となり、プロとしてのあり方、プレーの仕方、プレッシャーの対処の仕方、試合中の冷静さと決断力など、あらゆることについてコミュニケーションを取りながら伝えていくことが大事」
「やるべきことはたくさんある。リーダーとして、僕たちは彼らに示し、彼らと話さなければならない。それを心がけている。そして、彼ら(若い選手たち)がその才能と情熱をピッチで発揮できることを願っている。そうなればチームにとっての助けになる。クラブには若いタレントがたくさんいるし、彼らがチームを向上させてくれることを願っている」