ホイルンド自身が2ゴールを解説
ラスマス・ホイルンドのプレミアリーグ初ダブルにより、ケニルワース・ロードで行われたルートン・タウンとの接戦を制した。
ホイルンドは、プレミアリーグ史上最年少で6試合連続ゴールを決めた。
2-1の勝利後、ホイルンドはSky Sportsのインタビューに応じ、好スタートを切ったのだから後半はもっと落ち着いて勝利を収めるべきだったと語った。
「序盤はいい流れで、早い時間に良いゴールが2つあったのに、ちょっと調子を落として、集中力を欠いて、相手に1点を返されてしまった」
「ここの観客、このピッチ、この雰囲気なら、2-1は常に危険。後半はたくさんチャンスを作れたと思うから、あとは決めるだけ。僕にもチャンスがあったから、ちょっとイライラした」
開始37秒でのゴールは、ユナイテッド史上最も早いプレミアリーグでのアウェイゴールとなった。これは、見事な先読みの賜物だった。
「あの(攻撃は)何かあるかもしれないと思っていたし、彼(ルートンのキーパー、トーマス・カミンスキ)を抜けると思っていた」とラスムスは振り返る。
「僕にはスピードがあるから、左足を引き出して彼を抜いて、ネットに決められた。ちょっとタッチが足りなかったから短いかなと思ったけど、結果的にはいいゴールだった」
アレハンドロ・ガルナチョのボレーシュートをネットに流し込んだ場面について、本人は狙っていたと主張。
ラスムスは「ああ、100パーセント(狙っていた)」とSky Sportsに語った。「あそこで身体を使って、ただフリックしただけなんだ。良いゴールになって驚いた。でも、こんな風にフィニッシュするんじゃなくて、肩とか、キックアップするときとか、ボールと絡むようにトレーニングしてきたんだ。それに今は自信があるから入るんだ」
ホイルンドは、ガルナチョ、マーカス・ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデスらチームメートが彼のプレーを助けてくれていると信じている。
「ああ、100パーセントね。僕はおそらく世界でも有数のビッグクラブでプレーしているから、毎日一緒に練習したりプレーしたりするのは、質の高い選手たち。特に僕の周りにいる選手たちはね」
「彼らと一緒にプレーを続けて、もっとうまくなりたい。願わくば、みんなにも成長してもらいたい。そうなれるし、一緒に成長していけると思う」
ユナイテッドはリーグ戦4連勝、全コンペティションで5連勝中で、ラスムスは勢いが増しているのを感じている。
「今日は非常に重要だった。勝ち点を落としたスパーズとの差をさらに縮めることができた」
「僕たちはプッシュし続ける必要がある。チャンピオンズリーグ出場権を獲得し、FAカップでも行けるところまで行くのが目標。トロフィーを獲得することは、僕らにとってとても重要なことなんだ。だから、できる限り努力して、勝ち取りたい」