ロナウド「クラブにふさわしい場所に戻る」

ロナウドは、不本意なシーズンにもかかわらず、オールド・トラッフォードで注目を集め、全コンペティションで24ゴールを挙げ、様々な個人賞を受賞した。

そして、復帰初戦となったM16でのニューカッスル・ユナイテッド戦（4-1で勝利）前に「ナーバス」だったことを認めている。

クリスチアーノは「ファンに関して言わなければならないことがある。それは、彼らが素晴らしいということ」と話した。「試合に負けたときでさえ、彼らはいつも僕らを応援してくれるし、いつも一緒にいてくれる」

「サポーターはいつも僕の心の中にいるし、いつも僕らの味方でいてくれるから、みんなが尊敬すべき人たちなんだ」

「例えば、最初の試合は、もちろん試合中だけでなく、その前日の宿舎でも感じた」

「普段もそうだけれど、試合前に少しナーバスになっていた。でも、うまくいった。僕は先発出場し、2ゴールを決められた。とても良かったよ」

ユナイテッドがピッチ上で問題を抱えていたにもかかわらず、ロナウド個人にとっては、またしても力強いシーズンとなった。

ユナイテッド復帰が発表された翌週、彼は代表チームレベルでのゴール記録を更新。現在ポルトガル代表として115ゴールという驚異的な数字を記録している。

12月のアーセナル戦ではキャリア通算800ゴールを達成。3月のトッテナム戦ではハットトリックをマークし、ジョセフ・ビカンを抜いてFIFA通算最多得点王となった。

37歳の彼は、これまでにもこのような素晴らしい記録を打ち立ててきたが、現在は、2003年から2009年にかけてユナイテッドで過ごした最初の期間に集めたタイトルに加え、さらに多くのトロフィーを獲得することを目標としている。

「記録は自然な形で生まれる。僕は記録を追わないけど、記録が僕についてくるんだ」

「今もハードワークをこなして、試合への情熱を維持することが自分のモチベーションになっている。それにもちろん、マンチェスターやチームメートが僕を助けてくれるから、クリスチアーノを助けてくれるすべての人に感謝しなくちゃね」

「このクラブでゴールを決めるのはいつでもうれしい。それがハットトリックなら、なおさら」

「でも、僕にとって一番大事なことは、試合に勝つこと。優勝や、カップを獲得することだ。マンチェスター・ユナイテッドは、クラブにふさわしい場所に戻る。時間がかかることもあるけど、僕は今もそう信じているよ」