サー・アレックスとの「誇らしい瞬間」
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ルート・ファン・ニステルローイは、PSVアイントホーフェンで指揮をとる自分の姿をサー・アレックス・ファーガソンに見てもらえたことは、「誇らしい瞬間」だったと語った。
サー・アレックスは火曜日の夜、彼の古巣であるレンジャーズがルート率いるPSVと対戦したチャンピオンズリーグ予選プレーオフ第1戦を観戦。アイブロックス・スタジアムでのこの試合は2-2で引き分けた。
前半、PSVはイブラヒム・サンガレのゴールで先制したが、スコットランド勢はすぐに反撃。新加入のアントニオ・コラックが巧みなチームワークから同点打を決めた。
そして後半25分には、ユナイテッド・アカデミー出身のトム・ローレンスが放ったフリーキックがPSVのGKワルテル・ベニテスの手をかすめて逆転。ボールがゴールラインを越えた瞬間、スタジアムは熱狂に包まれた。
🗣 "Oh my goodness, 1% maybe."
— Football Daily (@footballdaily) August 17, 2022
Ruud van Nistelrooy's answer to whether he would like to be half as good a manager as his old boss Sir Alex Ferguson pic.twitter.com/Fw9FoaN53D
しかし、アルマンド・オビスポのヘディングでPSVが同点に追いつき、ファン・ニステルローイ率いるチームは来週水曜日のフィリップス・スタディオンでの対戦に向けて、素晴らしい結果をもぎとった。
サー・アレックスは、レンジャーズのシンボルであるジョン・グレイグとともにディレクターズボックスから試合の様子を見守った。
2001年から2006年までユナイテッドでともに働いた二人は、試合後に言葉をかわした。
「彼が私がチームを率いる様子を見てくれたことは、誇らしい瞬間だった」と語ったルート。
「彼が元気そうでうれしい。少ししか話せなかったが、とても元気で、いい顔をしていた」。
「彼は元気だし、家族も元気だ。彼に会えて嬉しいよ。アイブロックスのタッチラインに立つ僕の姿を彼が見てくれたのは、本当に誇らしい」。
ファン・ニステルローイは、ファーガソンの「1%」程度でも良い監督になれればハッピーだとジョーク混じりに語った。
PSVはチャンピオンズリーグ予選でモナコを破り、ヨハン・クライフ・シールド(オランダ版コミュニティ・シールド)も含め、ルートが着任してからの国内3試合すべてで勝利を収めている。