ソフィアン

アムラバト、これまでの足跡

水曜日 06 9月 2023 11:56

フィオレンティーナからの期限付き移籍を完了し、ソフィアン・アムラバトは正式にマンチェスター・ユナイテッドの選手となった。

モロッコ代表MFのオールド・トラッフォードへの移籍は、先週金曜日の移籍期限日に発表された。

エリック・テン・ハフ監督は、すでにユトレヒトで共に戦った経験のあるアムラバトがユナイテッドに何をもたらすかについて語っている。そして27歳のアムラバトが今シーズン、レッズで4番を背負ってプレーすることも決まった。

アムラバトは、今月16日にホームで行われるプレミアリーグのブライトン戦でデビューする可能性もあるが、その前に、彼のこ��までの足跡を振り返っておこう。

アムラバトはアムステルダムからそう遠くないオランダの村、ハイゼンに生まれた。サッカー一家で、兄のノルディンもプロフットボール界で成功を収めている。ユナイテッドファンには、プレミアリーグのワトフォードでの活躍が知られているかもしれない。

モロッコ系の両親のもとで育った兄弟は、ユース時代はともにモロッコとオランダ両国の代表としてプレーし、最終的には父と母の祖国であるモロッコ代表を選択。ソフィアンは現在までに49キャップを記録している。

クラブレベルでは、ハイゼンに本拠地を置くHSVデ・ズイドフォーゲルスからFCユトレヒトに移籍し、2014年11月のヴィテッセ戦でプロデビューを果たした。

バランスの取れたミッドフィルダーとして成長した彼は、ボールを持っているときも、そうでないときでも、インパクトを与えられる選手となった。

テン・ハフがユトレヒトに着任したのは、アムラバトがブレイクしたシーズンの終わり頃で、そこから2人は2シーズンにわたって共闘。2年目の2016-17シーズンには、アムラバトはエールディビジの34試合中31戦に出場。このシーズン、ユトレヒトはUEFAヨーロッパリーグ出場権も獲得している。

クラブでの活躍は代表チームでのチャンスにもつながり、2017年3月、チュニジアとの親善試合で代表デビューを飾った。

そのシーズンのあと、テン・ハフはアヤックス、アムラバットはライバルのフェイエノールトと契約。オランダのトップリーグでしのぎを削る関係となった。

2017-18シーズンは両クラブともエールディビジを制することはできなかったが、ソフィアンは元レッドのFWロビン・ファン・ペルシーや現ユナイテッドDFタイレル・マラシアとともに、AZを3-0で破ってKNVBカップを手にした。

我らが新4番はまた、フェイエノールト在籍中にヨハン・クライフ・シールドで2度勝利をおさめている。その後、2018年8月にベルギーの強豪クラブ・ブルージュに移籍し、モロッコ代表としてワールドカップに出場してその夏を締めくくった。

2018-19シーズンは、リーグ戦16試合に出場してベルギーのトップリーグを経験したアムラバトは、翌2019-20シーズンは1試合に出場した後、初のイタリアリーグ挑戦となる、ヘラス・ヴェローナへと期限付きで移籍した。

トップリーグに昇格した初年度のチームを、順位表の上半分で終えることに貢献したアムラバト。リーグ戦で欠場したのは4試合だけという彼の功績が評価され、ヴェローナのシーズン最優秀選手賞に選ばれた。

シーズン中に完全移籍となった後、フィオレンティーナに移籍したアムラバトは、2020-21シーズンから新天地でプレーすることになった。

フィレンツェでプレーした3年間で97試合に出場。昨シーズンはコッパ・イタリアとUEFAヨーロッパ・カンファレンス・リーグの両カップ戦で決勝進出を果たし、20年間トロフィーから遠ざかっていたクラブの優勝にあと一歩のところまで迫ったが、それぞれインテルナとウェストハム・ユナイテッドに2-1で惜敗した。

昨シーズンは、モロッコ代表の一員として2022年のワールドカップ、カタール大会に出場。この大会でソフィアンは、彼のキャリアでベストともいえる活躍を披露した。

アトラスのライオンは予想を超える善戦でグループFの首位に立つと、その後ベルギー、ポルトガル、スペインを破ってベスト4入りを果たした。

そして27歳という円熟期にあるソフィアンは、2023-24シーズン、期限付き移籍でユナイテッドに加入することとなった。

 

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