リーグ最年少、ウルヴズ戦のレッズ
月曜のウルヴズ戦は1-1で引き分けたが、そのドラマティックな展開に隠れて、見落とされていたかもしれないある重要なデータがあった。
モリニュー・スタジアムでのキックオフちょうど1時間前に、メンバーが公式に発表になった。スタッツのエキスパート、Opta社がさっそく精査したところによれば、オーレ・グンナー・スールシャール監督の先発メンバーは平均24歳173日と、今シーズンのプレミアリーグでもっとも若いイレブンだった。
さらには、ユナイテッドの歴史においても、これは2016-17シーズンの最終戦、対クリスタルパレス戦での22歳284日に次ぐ若さであった。
開幕戦の平均年齢を更新した理由は?
開幕戦のチェルシー戦でも、スールシャールが送り込んだ先発イレブンは平均24歳227日で、10試合中最年少だった。そしてこのメンバーで、チェルシーを4-0で破った。
2戦目のウルヴズ戦では、オーレは先発イレブンのうち1人だけ変更し、23歳のアンドレアス・ペレイラに替えて21歳のダニエル・ジェームズを起用した。これにより平均年齢はさらに下がった。
年齢は若いが経験は豊富
たしかに年齢的には2017年5月以来の若さだが、経験がないわけではない。まず若いといっても先発メンバーに10代の選手はおらず、最年少のアーロン・ワン・ビサカ、ダニエル・ジェームズ、マーカス・ラッシュフォードでも21歳、スコット・マクトミネイは22歳、アントニー・マルシャルが23歳だ。
プロサッカー選手のキャリアという大きな枠の中でみれば、たしかに彼らはみな若い。しかし彼らは決してまったく未経験の新人ではない。
スールシャールは常々、経験豊富なベテランと勢いのある若手が融合したチームが作りたい、と理想を語っていたが、この試合でもっとも年長者だったのは、キャプテンを任された28歳のGKダビド・デ・ヘアだった。
ウルヴズ戦での先発イレブンの年齢:デ・ヘア(28)、ワン・ビサカ(21)、マグワイア(26)、リンデロフ(25)、ショー(24)、マクトミネイ(22)、ポグバ(26)、ジェームズ(21)、リンガード(26)、ラッシュフォード(21)、マルシャル(23)
途中出場したベンチメンバー:マタ(31)、グリーンウッド(17)、アンドレアス(23)
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