マクトミネイはプレミアNo.1クラッチプレーヤー

マクトミネイは、ディオゴ・ダロトの正確なクロスに反応し、エミリアーノ・マルティネスを越える弾丸ヘディングシュートを放ち、貴重なアウェイでの勝利を決めた。

2023-24シーズンのマクトミネイは、トップリーグで7ゴールをあげている。

もちろん、スコットが欠場していれば、他の選手が代わりに得点を決めていたかもしれないので正確な科学とは言えないが、彼がいかにリーグ戦で“クラッチ”（アメリカのスポーツ用語で、決定的な場面で力を発揮する意味）選手としての役割を果たしてきたかは振り返る価値があるだろう。

彼がゴールネットを揺らした5試合はすべて勝利しているが、もしマクトミネイのゴールがなかったら、その試合の成績は大きく変わっていた。

最も目立った活躍は、昨年10月初旬にホームで行われたブレントフォード戦で、試合終了間際の連続ゴールで敗戦を勝利に変えたパフォーマンスだ。

その2週間後、マクトミネイはシェフィールド・ユナイテッド戦で再びゴールを決め、2-1での勝利に貢献した。

12月にもオールド・トラッフォードでチェルシーを撃破した一戦で、スコットは先発出場を果たした。

だが、スコットが直近の2ゴールを決めたのは交代出場した試合で、ウルヴズ戦では彼の得点で3-1になり、最終的にユナイテッドが4-3で勝利。そして日曜日のヴィラ戦では86分に決勝点を記録した。

エリック・テン・ハフ監督は「スコットのような選手は称賛に値する」と称えた。

「多くの選手にとって、彼は模範的な存在だ。彼のように、いつピッチに立てるかに関係なく準備を整えている選手は、もうあまりいない」

「今日もその一例を見た。彼はいつでも出場して違いを生み出す準備ができている」

監督にとってのマクトミネイの価値は明らかだが、スタッツもそれを裏付けている。

彼のゴールがもたらした勝ち点12は、ソン・フンミン（12得点、勝ち点10）、アーリング・ハーランド（16得点、勝ち点8）、モハメド・サラー（14得点、勝ち点8）など、リーグを代表するスター選手たちを凌ぐものだ。

ユナイテッドでマクトミネイの次に多くの勝ち点をもたらしているのはラスムス・ホイルンドで、リーグ5試合で5ゴールを連発しており、勝ち点7をもたらしている。

ブルーノ・フェルナンデスは今季リーグ戦で3ゴールを決めている。そのいずれも、決勝ゴールだ。

2023-24プレミアリーグにおけるゴール数／勝ち点

1. スコット・マクトミネイ（ユナイテッド） - 12
2. ソン・フンミン（トッテナム） - 10
3. ドミニク・ソランケ（ボーンマス） - 9