手術を受けたチョンがユナイテッドに復帰
バーミンガム・シティーへの期限付き移籍中に股関節を痛めたタヒス・チョンが、マンチェスター・ユナイテッドに復帰することになった。
キュラソー島生まれのミッドフィールダーは、バーミンガムでも活躍していただけに、リー・ボウヤー監督は離脱を嘆いている。
水曜の朝、ユナイテッドは『タヒスは太ももの腱の断裂を修復するための手術を受けた。手術は無事に行われ、今後はマンチェスター・ユナイテッドに戻って4~5ヶ月のリハビリを行う予定』と発表した。
チョンの期限付き移籍が決定
記事タヒス・チョンが新シーズン前に再び武者修行に行くことが決定。
チョンは、ボウヤー監督率いるチーム内で様々な役割を与えられ、チャンピオンシップで多くの経験を積んでいた。
監督はクラブ公式サイト上でコメントを発表している。
『残念ながら、彼は今日手術に臨むこととなり、この後、16週間の休養を余儀なくされる。あれは些細な出来事だった。彼はピッチの横から、5ヤードのパスを入れた。彼の近くには誰もいなかったし、チャージを受けたわけでもなかったが、彼は鼠径部を損傷してしまった』
『彼を失うのは非常に大きなロスだ。入団して以来、彼はチームにとって重要な存在だった。なので受け入れ難いが、タヒスにとっていま一番大切なのは、しっかりとリハビリをすることだ。彼はマンチェスター・ユナイテッドに戻る。彼らがきちんとケアしてくれることだろう』
『ここでの彼は素晴らしかった。いなくなってしまうのは残念でならない』
21歳のチョンは、バーミンガムでリーグ戦13試合に出場。直近のスウォンジー戦では、同じくユナイテッドから期限付きで移籍中のイーサン・レアードと対戦した。
ちなみにレアードは2試合連続でアシストを記録し、火曜のコベントリー・シティー戦でも2-1での勝利に貢献した。
チョンはインスタグラムにメッセージを投稿している。『選手としては、こうした報告はとても辛いけれど、残念ながらこれが人生、これがフットボールだ』
『怪我をして、数週間離脱することになった。この数ヶ月間、あらゆる面で僕を支えてくれたバーミンガム・シティー・フットボールクラブのみなさんには、心から感謝します』
インタビュー:タヒス・チョン
記事アカデミー出身が、これまでに影響を受けた選手、試合、周囲の人々などについて語った。
『選手たち、スタッフ、そして関係者のみなさんは初日から僕を歓迎してくれました。監督は僕を助け、僕に信頼を置いてくれました。そのことはこれからも忘れることはありません』
『第1日めから僕を応援してくれたファンの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。今は回復に専念し、より一層強くなって戻ってきます』
ユナイテッドの一同は、タヒスの回復を全力で応援している。