ラルフ

欠場者続出で若手起用の可能性も

水曜日 27 4月 2022 14:56

木曜日に行われるプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー戦に向け、ラルフ・ラングニックが会見を行った。

チームの最新情報を伝えたドイツ人暫定監督は、フレッジは股関節に抱えていた問題からまだ完全に回復していないため、残念ながらこの試合には出られないと明かした。

また、ハリー・マグワイアとジェイドン・サンチョの2人も、すでにエディンソン・カバーニ、ポール・ポグバ、ルーク・ショーが名を連ねる怪我人リストに加わった。

「フレッジは残念ながらまだ出場できない」と試合前会見で語ったラルフ。

「彼は昨日トレーニングに参加したが、その後じっくり話しあったところ、まだ完全にフィットしていると感じられないと彼は言った。まだ100%回復していないようだ。フレッジのような選手は常にベストを尽くそうとするものだが、筋肉系の怪我をしている以上、尚早に復帰させるのは、再び負傷するリスクを負うことになる。そしてそれは避けねばならないことだ。だから残念ながら明日は出られない」。

「ハリー・マグワイアも出場できない。彼は膝に問題を抱えている。大したことはないのだが、膝に少し痛みがある。彼は昨日も今日もトレーニングに参加していない」。

「周知のとおりポール、それからフレッジ、エディンソン、ルーク・ショー、そしてジェイドンは昨日から扁桃腺炎を発症していて、今日はトレーニングできなかった。なので明日も欠場することになる」。

チェルシー戦前チーム情報

 記事

ミッドウィークのビッグマッチに向け、最新チーム情報を紹介。

ラングニックは、トーマス・トゥヘル率いるチェルシーとの対戦の翌日にはカバーニをトレーニングに戻し、シーズン最後の3試合に出場できることを望んでいる。

「チームドクターによれば、彼はチェルシー戦の翌日、つまり金曜日にはトレーニングに復帰できるはずだ。その後で様子を見たい」と語ったラルフ。

「彼はかなり長い間戦列を離れていたからね。しかしチームドクターは、金曜日にはトレーニングに復帰できるはずだと言っている」。

また、アーロン・ワン・ビサカも、明確に理由は特定できていないが、微妙な状況にあるとのこと。

ラングニック監督は、欠場者が多いことを考慮して、残りの試合ではユースチームの選手を使うことも考えているが、その場合は的確なタイミングを見極めて行うと話した。

「まあ、可能性はある。明日はかなりの数の選手が欠場するし、さらに1人か2人にはクエスチョンマークがついている。例えばアーロン・ワン・ビサカがプレーできるかどうかは、明日まで様子を見ないとなんともいえない」。

「リヴァプールではすでにハンニバルをプレーさせているし、(若手を起用する)可能性はあるが、彼らにとってもフェアな状況でなければならない」。

「良いパフォーマンスができる状況でなければならない。なので、ただやみくもにピッチに送り出したりはしない。適切なタイミングであるべきだと思っている」。

チェルシー側のチーム情報

センターバックのアントニオ・リュディガーは、鼠径部とハムストリングを痛めてアーセナル戦とウェストハム戦を欠場したが、火曜日にはトレーニンググラウンドに復帰している。

リース・ジェームズは出場できる見込み。胃痙攣を訴えていたデンマーク代表のアンドレアス・クリステンセンは、まだ見極めが必要な状況だ。

ベン・チルウェルは膝の故障で長期離脱中。マテオ・コヴァチッチ(足首)とカラム・ハドソン・オドイ(ふくらはぎ)は、5月に行われるリヴァプールとのエミレーツFAカップ決勝戦前の復帰を目指している。

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