敵将ハウが、ユナイテッド戦のメンバーを示唆

前ラウンドでマンチェスター・シティーを破ったマグパイスは、7000人のサポーターを伴ってオールド・トラッフォードに乗り込んでくる予定だ。

この試合は、ニューカッスルにとってビッグマッチ3連戦の最初の一戦となる。ユナイテッド戦のあとは、土曜日にプレミアリーグのアーセナル戦、そしてその後チャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント戦のためにドイツへと赴く。

マグパイスは現在、主力選手を6人欠いている。サンドロ・トナリは10ヶ月の出場停止処分を受け、アレクサンデル・イサク、ジェイコブ・マーフィー、エリオット・アンダーソン、スヴェン・ボトマン、ハーヴィー・バーンズは負傷中だ。

試合前の記者会見でハウ監督は、手持ちのメンバーを最大限に活用することを示唆した。「過密な時期だ。多くの試合がある。次はマンチェスター・ユナイテッド戦だ。我々は持てる戦力を十分に活用する。この試合の数日後にはアーセナルとの対戦があるし、そのあとはドルトムントに行く」。

「持てる戦力を使わないのは愚かなことだ。しかしそれは、オールド・トラッフォードで試合に勝つことを妥協するという意味ではない」。

「1人、2人と選手を欠いて、チームの状況やダイナミックさが突如として変わってしまうようなことは起こりうるが、その時はその時で乗り切るしかない。苦難を受け止め、活路を見出さなければならない。我々がやろうとしているのはそういうことだ」。

「今シーズンは特にそうだ。昨シーズンのように週に1試合をこなしている状況なら、そうした痛手もより楽に吸収することができる」。

「今はそのような状況ではないのだから、チーム全員がステップアップする必要がある。それが重要なメッセージだ。一人一人がプラスアルファの力をもたらすこと。チームのすべての選手がとても重要で、大きな役割を担っているのだからね」。

試合については、ハウは昨年の決勝で敗れたエリック・テン・ハフ率いるユナイテッドを賞賛しつつ、次ラウンドに勝ち進むために全力を尽くすと語った。

「マンチェスター・ユナイテッドは一流の選手を擁するトップチームだ。彼らはおそらくローテーションしてくることだろう。しかし実際にメンバー表を見るまでは定かではない」。

「どんなチームにとっても、苦しい状況にどう対応するかが重要なテストのひとつだと思う。ボルシア・ドルトムント戦ですでにそのような苦難を味わったが、週末のウルヴズ戦では本当にいいゲームができ、選手たちからの良い反応を感じることができた。監督が望むのは、まさにそうしたことだ。我々はただ、しっかり準備をして試合に勝つことに気持ちを向けている」。

「ひとつ勝てば準々決勝に進める。昨年は良い体験ができた。今回は、怪我人を数人抱えている状況にあるが、できる限り良い結果を出したいと思っている。好戦できるよう全力を尽くすよ」。

ユナイテッド対ニューカッスルの試合は、現地時間20時15分（日本時間木曜5:15）にキックオフ。