シェリンガム

テディ「これが私のトレブルクライマックスストーリー」

1999年にカンプ・ノウで行なわれた一戦の後半追加タイムに見られた劇的な瞬間の最中、テディ・シェリンガムは何を考えていたのだろう?

マンチェスター・ユナイテッドの3冠達成に貢献したストライカーが、クラブ史に残る瞬間を、マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションに語った。

今回のインタビューは、元イングランド代表ストライカーが、5月26日にオールド・トラッフォードで開催されるバイエルン・ミュンヘンとのトレブル記念試合に出場することを受けて収録された。

テディ
アンディ・コールとトロフィーを掲げるテディ・シェリンガム

試合終了を目前にした中、試合はバイエルンがマリオ・バスラーのゴールでリードしていた。テディは、試合終盤に起こった出来事を語ってくれた。

「私がゴールを決めた瞬間と、実際にあの場面が生まれた瞬間とでは、少しだけ違いがあった。ピーター・シュマイケルの大きなグリーンのジャージーがボックス内に入ってきたのを見て、『もうこんなに試合時間が進んでいたのか』と気づいた」

「残り30分の時点では時間を気にしていたけれど、ピーターがボックスに入ったということは、もう時間がほぼ残っていないということ。それでボールが私を超えて、ヨーキーを経由した。相手はクリアーしようとしたけれど、ギグシーの足元に落ちたんだ」

「彼は右足でボールを蹴った。あの距離からは絶対に決められないと思っていた。彼が右足で蹴ったボールが私の方に来たので、蹴り込めるかどうかは私次第。彼のベストシュートでもなかったし、私にとってもベストシュートではなかった。それでもゴールネットをゆらせたので、嬉しかったよ」

「オフサイドではないと確信していた。ギグシーが蹴ったボールが私の位置を越えようとしていて、バイエルンのDFが私がいたラインより前に出ようとしていた。彼らは手をあげてオフサイドをアピールしたけれど、ギグシーが蹴った瞬間、そのDFはポストの近くにいたので、私はオンサイドだった」

「シュートを決めた瞬間、私は肩越しに線審を確認したんだ。審判が判定を誤らないかどうかと思ってね。フラッグが上がるところは見たくなかった。旗は上がらず、それで同点ゴールを喜んだ」

バット
同点ゴールを決めた直後、ニッキー・バットと抱擁

「ハーフラインに戻って、こう考えた。『これで延長戦に持ち込める。もう試合は終わる。ピーターも上がって来たし、もう時間はない』とね」

「それでオーレが左ウィングからボールを蹴り込もうとしたけれど、コーナーキックになった。あの瞬間、私は身長が3mもあるように感じられた。アタックできるエリアに入って、2点目を決めてやろうと思ってね」

「それで中央から相手DFをかわそうとした。そこで飛べば頭で合わせられると思ったんだ。ベックスが蹴ったボールは良い位置、ポストと同じ高さくらいのところに来た。ただ、少しだけ早く飛んでしまったと思って、その瞬間にどうすればチームに貢献できるかを考えた。頭でフリックして、そこに味方がいてくれと思ってね。それがオーレだったんだ。ベイビーフェイスアサシンだ。彼は、やるべきことをやる準備を整えていた」

動画
テディ
マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションとの独占インタビュー

「マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることは、フットボーラーである自分にとって最高の夢を超えたものだった。異なるレベルにあったことだったんだ。たくさんのクラブがあるけれど、ユナイテッドでプレーすれば、クラブの大きさがよくわかる。マンチェスター・ユナイテッドで収められる成功は、他のクラブで達成するものよりも良い。1998-99シーズンは、楽しい気分と共に振り返られるシーズンだね」

「信じられないようなシーズンだった。皆それぞれに、違うストーリーがある。これが私のストーリー」

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