テン・ハフがアヤックスでの最終戦で指揮
マンチェスター・ユナイテッドの新監督に就任したエリック・テン・ハフは、日曜に行われたエールディビジでの一戦で、アヤックスの監督として最後の指揮を執った。
アヤックスは水曜日にヨハン・クライフ・アレーナでヘーレンフェーンに5-0で圧勝し、オランダリーグの王者に輝いた。この勝利により、1試合を残すのみとなった時点で、優勝を争っていたPSVアイントホーフェンとの勝ち点差は4となった。
最終節、王者はフィテッセに乗り込み、リーグ6位とのタフな試合を戦った。試合前、ホームチームはテン・ハフのアヤックスをガード・オブ・オナーで出迎え、エールディビジ王者への敬意を表した。
試合は、フィテッセのロイス・オペンダが2ゴール、そしてアヤックスのブライアン・ブロビーとエドソン・アルバレスが得点して2-2のドローに終わり、勝ち点1を分け合った。PSVは敵地での最終節でPECズヴォレに2-1で勝利したため、最終順位表の勝ち点差はわずか2だった。
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— AFC Ajax (@AFCAjax) May 15, 2022
今季のエールディビジ優勝は、アヤックスとテン・ハフにとって直近4年で3度目で、2019-20シーズンは新型コロナウイルスの観戦拡大による影響でシーズンを途中で終了したため、タイトル獲得はなかった。
リーグ戦での成功に加え、テン・ハフはアヤックスをKNVBカップ決勝に導いたが、PSVに2-1で惜しくも敗れた。
チャンピオンズリーグでは、ラウンド16に進出したものの、準々決勝でベンフィカに敗れた。
指揮官として最後の試合を終えた後、テン・ハフはオランダのDe Telegraafの取材に応じ、オールド・トラッフォードでの仕事を始めるにあたって、意欲を述べた。
「5月16日からマンチェスター・ユナイテッドで雇用されることに合意している。シーズンに向けた準備のため、やらないといけないことがいくつかある」
「スイッチを入れる時だ。対応しないといけないことが多く、切り替えないといけない。私もやる気でいる」
アヤックスで功績を残したとはいえ、52歳の監督は、これからはユナイテッドでの仕事に集中すると明言。
「明日は(アヤックスの)スタッフとのパーティーが予定されている。しかし、私はキュラソー島には行かない。その理由は理解してもらえると思う。(ユナイテッドでは)やらなければならないことがたくさんある。それはどのクラブでも同じことだ」
「スタッフ、そしてセレクション関係でも、まだ整理が必要なことがたくさんある。明日から集中的に取り組んでいく」