ユナイテッド

来季のチャンピオンズリーグでセビージャと対戦するか?

金曜日 28 8月 2020 11:03

直近対戦したチームと来季のチャンピオンズリーグで再び対戦する可能性が。

今日は、思い出したくない記憶だが、直近の試合で対戦したセビージャだ。

2019-20シーズンのヨーロッパリーグで優勝したセビージャは、準決勝でマンチェスター・ユナイテッドを撃破。リーガ・エスパニョーラを4位で終えた彼らだが、ヨーロッパリーグ優勝によりポット1に入った。

再戦する可能性があるセビージャに関する情報は、以下の通りだ。

過去の対戦
過去にヨーロッパの舞台で3度しか対戦していない。その戦績は残念ながら2敗1分。1度目は2018年のチャンピオンズリーグ・ラウンド16で、エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでの第1戦は、ダビド・デ・ヘアによるスーパーセーブの連続で0-0のドローに持ち込んだ。第2戦での勝ち上がりに希望を持ってオールド・トラッフォードでの一戦に臨んだものの、ウィサム・ベン・イェデルに終盤2ゴールを決められ敗退。ロメル・ルカクが1点を返したが、十分ではなかった。直近の対戦は、言うまでもなく昨シーズンのヨーロッパリーグ準決勝だ。ブルーノ・フェルナンデスのPKで先制したが、スソのゴールで同点に追いつかれ、ルーク・デ・ヨングに決勝点を決められた。公式戦以外では、2013年の夏に行われたリオ・ファーディナンド顕彰試合で対戦した。
両クラブでプレーした選手
ユナイテッドとセビージャでプレーした選手は一人もいないが、ユナイテッドのキャプテンを務めたパトリック・オコネルが、監督として1940年代にセビージャを率いた。ユナイテッド史上初のアイルランド出身キャプテンだったオコネルは、ジョニー・キャリー、ロイ・キーンに続く道を作った選手だ。1914年から1915年までにファーストチームで35試合に出場。1920年代には海外のチームに移籍し、スペインで指導者としてのキャリアをエンジョイした。監督として初めて率いたのはラシン・サンタンデールで、レアル・ベティスを指揮した1934-35シーズンにはクラブ史上初のラ・リーガ優勝をもたらした。その後バルセロナの監督を務め、1945-46シーズンにセビージャを率いた。
セビージャ戦ハイライト 動画

セビージャ戦ハイライト

ケルンでのヨーロッパリーグ準決勝ハイライトを見よう。

2019-20シーズン
2017年以来となるリーガ4位でシーズンを終え、ここ15シーズンで6回目のヨーロッパリーグ優勝で締めくくった。2006年以来の欧州制覇だけに、今のチームが黄金期を迎えていると言える。そのチームの監督を務めるのは、元スペイン代表、レアル・マドリーの監督だったフレン・ロペテギだ。しっかり組織された彼のチームは守備に定評があり、昨季のリーガでセビージャよりも失点が少なかったチームは、バルセロナとディエゴ・シメオネのアトレティコ・マドリーだけだった。
スター選手
チーム一丸となって戦うセビージャにおいて、ミッドフィルダーのエベル・バネガは特別な存在だ。2018年のユナイテッド戦でも活躍した彼は、今年の夏にサウジアラビアのアル・シャバブに移籍する予定だ。彼以外のスター選手は、元マンチェスター・シティに所属したヘスス・ナバス。古巣復帰を果たして以降、ナバスはサイドバックに転向してプレーしている。また、トップスコアラーのルーカス・オカンポスも注目されている選手だ。ユナイテッドファンなら、元シティーのフェルナンド、元リヴァプールのスソ(現在はインテルに期限付き移籍中)も記憶に残っているかもしれない。
セビージャの中心選手だったエベル・バネガは移籍が濃厚

監督
スペイン代表と��アル・マドリーの監督を解任されたのちの2019年にセビージャの監督に就任。代表での実績は豊富で、U-19欧州選手権優勝、2012年と13年にはU-21でもタイトルを獲得している。その後ポルトの監督に就任し、初めてクラブで指揮を執った。ポルトガルでは結果を残せず、2016年にビセンテ・デル・ボスケの後任としてスペイン代表監督に就任し、2018年のワールドカップ・ロシア大会出場権をもたらしたが、大会前にレアル・マドリー監督就任が発表され、代表監督を解任された。マドリードでは、クラシコで大敗を喫し、開幕からわずか2ヶ月で解任されてしまう。それでもセビージャでの1年目にタイトルを獲得し、自身にとってもクラブチームで初のトロフィーを勝ち取り昨シーズンを終えた。

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