スコットに影響を与えた2人
スコット・マクトミネイが、試合への取り組み方、心身に強い影響を与えてくれた元ユナイテッドの選手について語った。
アカデミー出身のマクトミネイは、今シーズン、ファーストチームでの100試合出場を達成した。
進化し続けているスコットは、2020-21シーズンに自己最多となる7ゴールを記録。オーレ・グンナー・スールシャール監督もそのリーダーシップを高く評価し、今年の1月には初めてユナイテッドのキャプテンを任せた。
木曜にUEFAヨーロッパリーグで対戦するACミランに所属しているズラタン・イブラヒモヴィッチとの再会について聞かれたマクトミネイは、ユナイテッド在籍時代に受けた影響について語った。
ACミラン戦プレビュー
記事木曜に行われるELラウンド16 、対ACミラン戦基本情報
「彼は容赦なかった。これ以上は言わないようにするよ」と、スコットはUEFA.comとのインタビューでコメントした。
「彼は素晴らしいプロフェッショナルで、練習熱心。ドレッシングルームでも影響力のある存在で、言葉や振る舞いでもチームを引っ張る」
「常に勝利を求める性格で、妥協しない。彼と同じ考えでなければ、一緒にプレーして成功するのは難しい。勝つために多くを求められる。それができなければ、タフな時間になるね」
「フットボールにおいては、僕もそういう選手が好きなんだ。彼はレジェンド級のキャリアを送っていて、素晴らしい。たまに対応するのが大変な時もあるけれど、僕だってタフなことがある」
精神的にも強いマクトミネイだが、最近ではフィジカルの面でも逞しさが増している。
ユース時代から見ているファンなら、昔の彼が193cmの大柄な選手とはかけ離れていたことがわかるだろう。
身体の成長とともにポジションも変わった。ファーストチームに昇格したこの4年で、中盤でスクリーンを張る守備的な存在から、今ではボックスとボックスの間ならどこでもプレーが可能で、得点を決められる選手になった。
スコットランド代表でもディフェンダーとしてプレーし、ユナイテッドではアーロン・ワン・ビサカが攻撃参加する時には右サイドを守ることもある。
いっそう逞しさが増している24歳のマクトミネイは、同じようにユナイテッドで急成長した選手を彷彿させる。
「幼い頃は身体が小さくて、(リオネル)メッシが完璧なお手本だった。大きな選手に立ち向かっていたからね」
「メッシは、まるで水面のアヒルのよう。彼を見ていると本当に影響されたよ。ピッチで一番小さな選手なのに、ベストプレーヤーでもある。彼にできるのなら、自分にもやれると思った」
「それで年齢とともに身体も大きく、強くなって、(クリスチアーノ)ロナウドをお手本にするようになった。彼のトレーニングなど、あらゆることをね」
「肉体、精神、才能、あらゆるものが一つになっている。若い選手にとって、あれほどのお手本はいない」
今日の出来事
ミラン戦前日の会見が行われる予定で、オーレが日本時間22:30頃から最新チーム情報について語ってくれる予定。
ミランは現地の午後にイタリアで会見を行う。
昨日の出来事
マンチェスターダービー関連の選手リアクション、それからプレー動画をクラブメディアで公開。まだチェックしていないサポーターは、お見逃しなく!