交代出場選手のゴールでリーグ最多
マンチェスター・ユナイテッドは、交代選手によるゴールの重要性を熟知している。
今シーズンのユナイテッドは、ピッチに入った選手が狙い通りのインパクトを残し、フットボールがいかにスクワッドゲームであるかを証明している。
土曜日のオールド・トラッフォードでの劇的なクライマックスでは、アントニー・マルシャルがエディンソン・カバーニにフィードし、折り返しをマーカス・ラッシュフォードがゴールに蹴り込んだ。この3人はラルフ・ラングニック暫定監督が投入した選手で、ユナイテッドはウェストハム・ユナイテッドを抜いてプレミアリーグのトップ4に浮上した。
2021-22シーズンに交代選手が残した結果でユナイテッドを上回るチームはいない。
今季、ユナイテッドの交代選手がネットを揺らしたのは8回目で、ラッシュフォードは4ゴールを記録している。彼は先週のブレントフォード戦(3-1で勝利)はもちろん、レスター・シティーやトッテナム戦でもサブとして出場しゴールを決めた。
ジェシー・リンガードは、開幕戦のニューカッスル・ユナイテッド戦とウェストハム戦で2ゴール。いずれも試合終了直前のゴールだった。
ワトフォード戦ではドニー・ファン・デ・べークが出場して後半5分でヘッドを決め、クリスマス後のニューカッスル戦ではカバーニのヘディングにより1同点に追いつき1-1の引き分けになった。
マーカスの4ゴールは6回の交代出場から生まれたもので、同じイングランド代表のエミール・スミス・ロウ(アーセナル)は5回で3ゴール。
また、元ユナイテッドのダニー・ウェルベックは交代出場から2得点をマーク。ブライトン&ホーヴ・アルビオンがレスターと対戦した際にもネットを揺らし1-1でのドローに貢献。今回のランキング3位に入っている。
昨季を含め、ユナイテッド内で交代出場で最もゴールを決めたのはカバーニ(6)とラッシュフォード(5)となっている。
サブメンバーによるプレミアリーグのゴール数
1. ユナイテッド 8
2. リヴァプール 6
3. アーセナル 5
3. クリスタル・パレス 5
3. マンチェスター・シティー 5
過去2シーズンのサブスコアラーランキング
1. エディンソン・カバーニ(ユナイテッド) 6
2. マーカス・ラッシュフォード(ユナイテッド) 5
3. ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール) 4
4. ロドリゴ(リーズ・ユナイテッド) 4