ユナイテッド

ユナイテッド 2-0 レディング

マンチェスター・ユナイテッドは、レディングとのエミレーツFAカップ3回戦を制し、4回戦に進出を決めた。この試合の結果により、オーレ・グンナー・スールシャール暫定監督は、サー・マット・バズビーに次いでクラブ史上2人目となる、就任から5連勝を達成した。

前半にフアン・マタのPKで先制したユナイテッドは、ハーフタイムに直前にロメル・ルカクが追加点をあげ、チャンピオンシップ(2部相当)で苦しむレディングを退けた。決してスールシャール監督体制となってからベストパフォーマンスではなかった。序盤は危ない場面も見られたものの、、クリスマス、ニューイヤーと過密日程を乗り越え、2試合続けてクリーンシート(無失点)を達成した。

予想通り、監督は大幅にメンバーを入れ替えてレディング戦に臨んだ。それ故に、試合序盤は劣勢になる場面も見られた。

スールシャール監督は、ミッドウィークのニューカッスル戦から9選手を変更。その内の6選手は、新体制となってからの4試合で一度も先発に起用されていない選手だった。

立ち上がりが芳しくなかったユナイテッドに対し、レディングが均衡を破り、連勝が止まってしまう可能性もあった。

レディングにとって最大のチャンスは、17分に見られた。アンディ・イアダムにボールが通り、ストレトフォード・エンドでシュートを打たれたが、ボールは枠を大きく外し、スタンドに入った。

このプレーで目が覚めたユナイテッドが攻勢に転じ、先制に成功。主審のスチュワート・アトウェルは、ペナルティエリア内でオマール・リチャーズがマタを倒したが、そのままプレーを続行させた。

マタ
PKを決め、FAカップ3回戦突破に貢献したフアン・マタ

このプレーからフレッジがゴールを記録したかと思われたが、オフサイドフラッグが揚げられ無効に。しかし、VARによる判定の結果、マタに対するレディングのファウルがあったことが確認され、ユナイテッドにPKが与えられた。そして、マタがGKアンシ・ヤーコラとのPKを制し、今季5ゴール目を決めた。

ここ10試合勝利のないレディングを相手に、このゴールで試合を落ち着かせられるかと思われるも、ダニー・ローダーにチャンスを作られてしまう。ただ、もたついたローダーにも救われ、シュートはセルヒオ・ロメロが弾き返し、コーナーキックに逃げることに成功した。

ルカクのシュートを弾き返され、カラム・ハリオット、イアダムにもシュートを許したユナイテッドは、ギアを一足上げ、追加点を記録。前半追加タイムが4分経過後、ルカクが前線に飛び出し、ゴールを決めた。

この時のビルドアップには、マタ、それからアレクシス・サンチェスが絡み、ルカクへのピンポイントパスを通した。見事なタッチでGKをかわしたルカクが左足でのシュートを決め、リードを広げて前半を折り返した。

後半も、前半と同様に危ない場面が見られ、レディングにチャンスを作られる展開に。

ジョゼ・ゴメス監督は、後半あたまからソーン・アルコを投入し、53分にはハリオットにキラーパスを通したが、シュートにはロメロが対応。しかし、パスを受け取った瞬間がオフサイドではなかったか、という疑念も残った。

60分経過後、スールシャール監督は19歳のタヒス・チョンにファーストチームデビューの機会を与えた。オールド・トラッフォードのサポーターは、マタに代わり出場したチョンのデビューを拍手と歓声で称えた。

また、フレッジに代えてマルアン・フェライニを投じ、その後アレクシスに代えてマーカス・ラッシュフォードもピッチに送り込んだ。

チョン
ファーストチームデビューを飾ったタヒス・チョン

レディングは、再びアルコがチャンスに絡むも、ロメロが阻む。その後もゴールを奪おうと必死に向かってきた。

それ以降は決定的なチャンスを作らせなかったユナイテッドが、2点リードを守りきり、4回戦に勝ち上がった。

試合情報

ユナイテッド:ロメロ、ダロト、ダルミアン、ジョーンズ、ヤング(c)、マクトミネイ、フレッジ(61分にフェライニと交代)、アンドレアス、マタ(61分にチョンと交代)、ルカク、アレクシス(64分にラッシュフォードと交代)

出場機会のなかったサブ:グラント、リンデロフ、ガーナー、マルシャル

イエローカード:チョン

得点:マタ(22分 PK)、ルカク(45+4分)

レディング:ヤーコラ、イアダム、イロリ(45分にアルコと交代)、ムーア(c)、リチャーズ、リノモタ、ケリー、マクレアリー(61分にバローと交代)、スイフト、ハリオット(77分にメイテと交代)、ローダー

出場機会のなかったサブ:ウォーカー、ガンター、オシェイ、バロー、イースト

イエローカード:イアダム

観衆:7万3918人