レッズは日曜にフルアムに2-1で勝利し、中断前の最後の試合を見事に締めくくった。11月はすでに4試合をこなしているから、月間最優秀選手賞を検討するための強力な資料は揃っている。

 11月のMVP候補にノミネートされたのは、カゼミーロ、ダビド・デ・ヘア、アレハンドロ・ガルナチョの3人だ。それ以外にも多くの選手の名前が候補に挙がったが、それはユナイテッドがいかにグループ全体として進歩しているかを証明していることでもある。

彼ら３人の中から、誰に投票するか？

以下でノミネートされた3人の功績をチェックして、投票に参加しよう。

カゼミーロ：  3試合先発出場（途中出場1試合）

先月のMVPは、今月もピッチの中央で大きな影響力を発揮した。クリスティアン・エリクセンのフルアム戦での先制ゴールは、彼の卓越したゲームビジョンを示す最新の一例だ。ブラジル人MFが絶妙なタイミングのタックルでフルアムのMFトム・ケアニーからボールを奪うと、レッズは一気に攻勢に転じた。そして数本のパスが通った後、我々は1-0のリードを奪っていた。11月の他の試合では、カゼミーロはレアル・マドリー時代に何度も勝利を味わった地であるサン・セバスティアンでのレアル・ソシエダ戦での勝利に大きく貢献。アストン・ヴィラに敗れた試合でも、反骨のタックルでファンからの喝采を浴びた。我らが18番は、強く、物静かで、ドラマを作り出すというより、むしろドラマを止める達人だ。そしてレッズは、そんな彼を愛してやまないのだった...。

ダビド・デ・ヘア：3試合出場 / クリーンシート１回

サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を誰よりも多く受賞しているダビドは、密かに彼のユナイテッドでのベストシーズンとも呼べるシーズンを謳歌している。ユナイテッドが勝利した試合では、攻撃側の選手たちが功績を称えられることになりがちだが、デ・ヘアの伸縮自在の反射神経がなければ、勝利の土台となる部分が存在していなかったことも少なくない。サン・セバスティアンでは、ダビドがアンドニ・ゴロサベルとパブロ・マリンのシュートをダブルセーブし、勝利に貢献。フルアム戦でも、数々の好セーブで、敵の攻撃をしのいだ。ロンドン勢は同点打をあげることに成功したが、試合終了間際にアレハンドロ・ガルナチョが勝ち越しゴールを決めたことで、デ・ヘアのそれまでの奮闘は報われたのだった。

アレハンドロ・ガルナチョ：2試合先発出場（途中出場2試合） / 2ゴール / マン・オブ・ザ・マッチ3回

 2022年のFAユースカップ王者にとって、すばらしい月だった。シーズン序盤は出場機会はそれほど多くなかったが、11月に入ってからはトップチームで確固たる地位を築いている。レアル・ソシエダとのヨーロッパリーグのアウェイゲームでは、初ゴールをマークして勝利に貢献。アストン・ヴィラとのカラバオカップ3回戦では、2アシストでレッズに4-2の逆転勝利をもたらした。スコット・マクトミネイのゴールを導き出したゴージャスなクロスには、レッズ全員が歓喜した。この2試合でマン・オブ・ザ・マッチ賞を受賞したガルナチョは、ワールドカップ前の最後の試合となったフルアム戦でもロスタイムに強烈な勝ち越し弾を決めた。これは彼にとって記念すべきプレミアリーグ初ゴールだ。そして今月出場した4試合で3度目のマン・オブ・ザ・マッチを受賞。エリック・テン・ハフは、アカデミーのスター選手に対して慎重な姿勢を保っているが、18歳の彼は、間違いなくここ数週間の進歩を喜んでいることだろう。

 誰に投票するか決まったら、早速、上の投票欄から参加しよう。結果は11月18日（金）の日本時間16:00に発表される予定だ。