全コンペティションで6勝中5勝を挙げた2月は、レッズにとっては全体的に非常にポジティブな期間だったといえる。エリック・テン・ハフに率いられ、レッズは欧州カップ戦出場権獲得を目指し、エミレーツFAカップでの挑戦も続けている。

今回の候補に挙げられたのは、ディオゴ・ダロト、ラスムス・ホイルンド、コビー・メイヌーの3人だ。アンドレ・オナナやアレハンドロ・ガルナッチョの名前も挙がったが、この3人が他を大きくリードしていた。

2月のこの3人の活躍をまとめた下記の記事を参考にして、投票に参加しよう。

ディオゴ・ダロト - 6試合出場｜1アシスト

ポルトガル代表DFは、2月は安定したパフォーマンスを継続した。今シーズンは右サイドバックのポジションに定着し、チームへの影響力も増している。とりわけ、3-0で勝利したウェストハム・ユナイテッド戦でのプレーは傑出していた。ジャロッド・ボーエンのシュートをブロックしたシーンは彼の献身性を象徴していたが、阻止しなければ確実にゴールになっていた危機をダロトは未然に防いだ。

アストン・ヴィラ戦では、絶妙なクロスでスコット・マクトミネイのヘディングシュートを導き出し、敗戦を喫したフルアム戦でも、ポストを直撃する惜しいシュートを放つなど奮闘した。

ダロトが2023-24シーズンの月間MVPにノミネートされたのは、9月に続いて2度目だ。

ラスムス・ホイルンド - 4試合出場｜5得点｜1アシスト｜1MOTM

負傷で出場機会を失うまで、ホイルンドはゴール前で絶好調を維持していた。フルアム戦とノッティンガム・フォレスト戦を欠場しつつも、この夏ユナイテッドに入団したデンマーク代表FWは、2-1の勝利を収めたルートン・タウン戦での2得点など、5度ゴールネットを揺らした。

スリリングな展開となったウルヴズ戦では、自らゴールをあげたほか、マーカス・ラッシュフォードの得点の起点にもなった。彼がボクシングデーに記念すべきプレミアリーグで初ゴールを決めたアストン・ヴィラ相手にも、ふたたび先制点となる得点を挙げ、ウェストハム戦では力強いフィニッシュを披露した。

この活躍が評価され、ホイルンドは、プレミアリーグの月間最優秀選手賞にもノミネートされている。

コビー・メイヌー - 5試合出場(途中出場1回)｜1 得点｜1 MOTM

アカデミー出身の新鋭は、素晴らしい2月のスタートを切った。ウルヴズ戦では、3-3に追い付かれた状況からアディショナルタイムにセンセーショナルな勝ち越し点をマーク。この一撃を含む堅実なパフォーマンスにより、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。

年齢を感じさせない落ち着きと成熟ぶりを見せるメイヌーは、ウェストハム戦でも勝利に大きく貢献。慎重に起用したいという意向からシティー・グラウンドで行われたエミレーツFAカップでは先発メンバーから外れ、後半戦に途中出場した。

月間MVPには、今回が3度目のノミネートであり、先月には、初の受賞に輝いている。

果たしてメイヌーの２連覇はあるか？結果は土曜日の現地時間14:00（日本時間23:00）に発表される。