カントナ

1992-93シーズンの全ゴール一挙公開

マンチェスター・ユナイテッドは昨年10月、プレミアリーグ通算2000ゴールを達成した。そこに至るまでの27シーズンの全ゴールを、ここからシリーズでお伝えしていく。初回はもちろん、初年度である1992-93シーズンだ。

この年レッズは、26年間の沈黙を破り、リーグ優勝を達成した。ファーガソンに率いられた、カントナを筆頭とする選手たちの活躍ぶりを下のビデオでチェックしよう。

92-93シーズン プレミアリーグゴール集動画

プレミアリーグに移行する前の最後のシーズン、ユナイテッドは惜しくもタイトルの座をリーズに奪われた。そして迎えた92-93シーズン、11月の時点では6位に位置していた。

アレックス・ファーガソンが、リーズから、悪名高き『アンファン・テリブル』ことエリック・カントナを譲り受けるのに成功したのもその時だった。このフランス人FWは、ユナイテッドに入団するなり威力を発揮し、チームを生まれ変わらせると、1967年以来となるリーグタイトルへと導いたのだった。


シーズンベストゴール

ギグス(対トッテナム戦)

カントナの入団は92-93シーズンの重要事項だったが、ライアン・ギグスもまた、リーグきっての有望な若手タレントとして急成長を見せた。相手のセンターバック、ジェイソン・カンディを股抜きすると、GKイアン・ウォーカーをかわしセンセーショナルなゴールを突き刺した。

アーウィン(対トッテナム戦)

エリック・カントナから創造性あふれるパスを受けたデニス・アーウィンは、ほぼ相手チームの全員を抜き去ったというほど華麗な攻め上がりからシュートを決めてみせた。この瞬間、オールド・トラッフォードのスタンドに歓声が轟いた。


カンチェルスキス(対ノリッジ)

自陣のペナルティエリア付近からスタートして、相手ゴールを射抜いた崇高なカウンターアタック。

ブルース(対シェフィールド・ウェンズデイ)

残り時間わずか、敗戦が濃厚だったその瞬間、スティーブ・ブルースが見事なヘッド弾を突き刺しオールド・トラッフォードを歓喜のるつぼに陥れた。この瞬間が、その後およそ20年間続いたユナイテッドの栄光時代の始まりだったとも言われている。

スティーブ
26年ぶりの優勝カップを掲げるスティーブ・ブルースとブライアン・ロブソン

ファクツ&ナンバー

トップスコアラー:ヒューズ(15)、カントナ、ギグス、マクレア(9)

アシスト王:カントナ(11)、シャープ(9)、マクレア(6)

最多出場:ブルース、マクレア、パリスター、シュマイケル(42)


ヒューズ
このシーズンのトップスコアラー、マーク・ヒューズ

アレックス・ファーガソン
ブラックバーンに3-1で勝利した一戦は、フットボールの試合というよりまるでパーティーだった。一番喜んだのはサー・マット(バスビー)だろう。彼は自分のクラブがふたたびリーグタイトルを獲った姿が誇らしかったにちがいない。そして、そこにエリック・カントナの貢献があったことを疑う者は誰もいないはずだ。彼はこのチームに、かけがえのない存在感とスタイルをもたらしてくれた。

ジョージ・ベスト
彼らは大胆で、勇敢で、そして最高だった。だからこそ、プレミアリーグの初代優勝者になれた。私がプレーしていた頃のチームと比べて、ゲームのスタイルは変わったが、当時と今のチームが持つ貴重な産物は、サイドにおける天才的なクリエイティビティだ。我々の時代では、ボビー・チャールトンとデニス・ローが、インスピレーションのひらめきでチームを盛り立ててくれた。現在のチームでその至宝といえるのはライアン・ギグスだ。そして私はマーク・ヒューズの大ファンでもある。エリック・カントナとサインしたアレックスの英断も見事だった。


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