ルーニー

ルーニー「クリスマス時期で決まる」

木曜日 15 11月 2018 16:00

ウェイン・ルーニーは、今後数週間でマンチェスター・ユナイテッドの今季が決まる可能性を指摘した。

ユナイテッドは、年内にチャンピオンズリーグ2試合、プレミアリーグでのアーセナル戦(ホーム)、リヴァプール戦(アウェイ)を含め10試合を予定している。

木曜日にイングランド代表でのラストゲームに出場する元ユナイテッドキャプテンは、今回のインターナショナルブレーク後の試合が、今季のユナイテッドのシーズンを左右すると見ている。

2018年は残り10試合

MUTVプレゼンターのスチュワート・ガードナーとの独占インタビューに応じたルーニーは、「プレミアリーグでは、毎年クリスマス時期の結果でシーズンの結果が決まる」と語った。

「これからの4〜6週間が、ユナイテッドにとって大事になるね。この機会を生かさないといけない。失敗すればたどり着きたいポジションに行くのは不可能になる。逆に勢いをつけられれば、上位との勝ち点差を縮められる」

「上位にプレッシャーをかけられるところにまで上がれれば、上にいるチームも後ろを振り返って、『調子が良いな』と思われるようになるからね」

「ユナイテッドにはそうあってもらいたい。そこからどういう展開になるか、楽しみだ」

「選手は責任を果たさないといけない」

 ジョゼ・モウリーニョ監督と2シーズンを共にしたルーニーは、2017年の夏にエヴァートンに移籍し、その後アメリカのDCユナイテッドに移籍した。

ウェインは、ジョゼが勝者であると確信している。その一方、選手たちもピッチに立てば責任を果たす必要があるとも語った。

「ジョゼは、僕が知っている彼がやることをする。チームの準備を整えてくれる。でも、責任の大半は選手たちにのし掛かるべきだ」

「ピッチに立つ彼らが責任を負わないといけない。結果を残さないといけない。試合中に厳しい時間帯もある。そういう時こそ、気持ちの強さでチームを引っ張るべき。それがチームを導いてくれる試合もある」

「チームにはポグバ、マルシャル、ラッシュフォード、ルカクという選手がいる。試合の展開が良くなければ、彼らがチームを勝利に導くゴールを決める必要がある。それがチームを落ち着かせるんだ」

ウェイン・ルーニー 言う

チームにはポグバ、マルシャル、ラッシュフォード、ルカクという選手がいる。試合の展開が良くなければ、彼らがチームを勝利に導くゴールを決める必要がある。それがチームを落ち着かせるんだ。

ユナイテッドは、ニューカッスル、ボーンマス、ユヴェントスを相手に気持ちの強さを見せ、逆転勝利を収めた。こうした傾向は、クラブに染み込んだものと、ルーニーは言う。

「ユナイテッドのDNAでは、闘志が重要な部分を担っている。これまで何度、僕たちが試合終了直前に逆転して勝ってきたと思う? 質問されるまでもないよね」

2017年8月に代表引退を表明したルーニーは、ウェンブリー・スタジアムで開催されるアメリカとの親善試合が代表通算120試合目にあたり、同試合が代表でのラストゲームになる。

イングランド・サッカー協会は、同試合を“ウェイン・ルーニー財団インターナショナル”と銘打ち、慈善活動に熱心な同選手をサポートし、数多くの記録を更新してきたキャリアを称える。

障がいを持つ子供達を支援しているウェイン・ルーニー財団への寄付は、 bt.com/Rooney からもできる。

ルーニー「ユナイテッドが恋しい」

 記事

現在アメリカのメジャーリーグサッカーでプレーするウェイン・ルーニーが独占インタビューに応じた。