ビクトル リンデロフ 背番号 2
Not playingユナイテッドは世界最大規模のクラブの1つ。そして常にタイトルを欲している。それは僕の目標でもある。
- 年齢29
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ユナイテッドは世界最大規模のクラブの1つ。そして常にタイトルを欲している。それは僕の目標でもある。
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プレッシャーとうまく付き合うことは、どんな局面にも動じないスウェーデン人DFビクトル・リンデロフの天賦の才であるようだ。
2015年6月、リンデロフはそれまでおそらく体験したことがなかったであろう、極限の状況に置かれた。U-21欧州選手権の決勝戦でポルトガルと対戦したスウェーデン。試合はペナルティキックに持ち込まれた。奇しくも相手国は、当時ベンフィカに所属していた彼にとって日頃の活動の場でもあった。 プラハのエデン・アレーナで行われた決勝戦のPK戦、スウェーデンはアブドゥル・カリリがシュートを外し、ポルトガルはジョアン・マリオが決めてスコアは3-3で並んだ。その場面で登場したリンデロフは、持ち前の冷静さを発揮して、ジョゼ・サが守るゴールを破ると、ポルトガルは次のシューター、ウィリアム・カルバーリョが外し、この瞬間、スウェーデンの国際大会初優勝が決まった。 実はリンデロフはこの大会のメンバーには間際になって加えられたのだが、右サイドバックで存在感を発揮すると、UEFAが選出する大会のベスト11にも名を連ねた。 ちょうどその頃、ベンフィカのファーストチーム昇格を睨んでいたリンデロフにとっては、この大会での活躍はさらなる追い風となり、ポルトガルリーグ、そしてチャンピオンズリーグで貴重な経験を積むことにつながっていく。 しかしそこにたどり着くまでにでは辛抱も強いられた。16歳で地元スウェーデンのヴェステロスでファーストチーム入りするとクラブのトップリーグ昇格に貢献。その後2012年にベンフィカから誘いを受ける。リスボンの強豪はスウェーデンU-16、U-17代表でプレーしていたリンデロフに注目し、動向を追っていたのだった。 当時まだ17歳だったリンデロフは、当然ながらすぐにファーストチーム入りというわけにはいかず、Bチームで研鑽する日々が続いた。右サイドバックとしてプレーした初年度は、Bチームで出場した2部リーグで年間40試合に出場した。その後、より中よりのポジションでのプレーを求められるようになると、それが彼の成長を加速させることになる。センターハーフや、ボランチの枠割を任されることもあった。 昨シーズンにはミドルスブラへのレンタルの話も浮上したが、ベンフィカに残ると、チームの守備に欠かせない人材となった。自信も備わり、先輩プレーヤーからポジションを奪う意志をむき出しにしていた彼は、その通りに、ヨーロッパで最も将来を期待されるディフェンダーの一人に成長した。 トロフィも着実に増えていった。ポルトガルのリーグタイトルが3回、リーグカップとスーパーカップにも優勝した。加えて前述のU-21欧州選手権の優勝メダルだ。 そんなリンデロフがスウェーデン代表でも注目を集めるのは自然な成り行きだった。EURO2016では3試合すべてに先発出場。2016年10月のブルガリア戦では、A代表で初ゴールをマークした。守備を最優先としながらも、4月のスポルティング・リスボン戦でも素晴らしいフリーキックで相手GKルイ・パトリシオのゴールを破った。 2018年のW杯ロシア大会の予選でも、ユナイテッドがアヤックスを破ってヨーロッパリーグ優勝を決めたストックホルムのフレンズ・アレーナでフランスを2-1で破るなど、近年好調なスウェーデン代表は本戦では首位でグループリーグを勝ち抜けた。 24歳のリンデロフは、次のステップに向けて羽ばたこうとしている。同胞のズラタン・イブラヒモヴィッチもリンデロフについて「リーダー的選手として急成長している」と話している。 「彼は成長を続け、代表チームの中でもどんどん重要な責任を担うようになってきた」 イングランドでの挑戦初年度は、29試合に出場し、とくにシーズン終盤に印象的なパフォーマンスを披露した。4月のアーセナル戦ではマン・オブ・ザ・マッチにも選出。 ユナイテッドのファンは、若きDFリンデロフのオールド・トラッフォードでの成功を確信している。
Defender
スウェーデン
1994年7月17日
2017年7月1日
2017年8月8日
v Real Madrid (N)