ジェシー

リンガードが母校を訪問

ジェシー・リンガードが、かつて通った故郷ウォリントンのセント・マーガレット・スクールを訪問した。

「ものすごく久しぶりだな」目的地が近づいてくると、26歳のリンガードには、当時の思い出が溢れ出てくる様子だった。

「最初はものすごく緊張していたと思う」

初めて構内に足を踏み入れたときのことを思い出してリンガードはそう言った。

「でもいったん慣れてしまったら、自然に自分の居場所になった」

「とにかく毎日学校に行って友達と遊ぶことが楽しくてたまらなかったよ。たぶん1日も休まなかったんじゃないかな!いつも出席率は100%だった。もうずっと長いこと、ここに帰ってきたいと思っていたんだ。あの頃とはもちろん変わっているだろうけど、あの場所に戻って、子供だった頃の自分の感覚にひたる・・・たまらないよね」

在校生の中には、ジェシーの妹もいる。

彼らはジェシーの訪問を知らされておらず、今回はお忍びでの訪問。

カメラやマイクをセッティングする間、マンチェスター・ユナイテッド基金のスタッフたちが子供たちの遊び相手になって気をそらしたが、いざ、体育館にジェシーが登場すると、子供達から歓喜の声が炸裂した。

しかしいったんジェシーが先生用のベンチに腰掛け、トークの準備が整うと、子供達は神妙に静まり返った。

「好きな科目はなんだった?」「小学校時代の一番の思い出は?」といった質問にジェシーが答えたあとは、お待ちかねのプレータイム。

残念ながら、パリ・サンジェルマン戦で負傷したジェシーはボールを蹴ることができないため、フットボールはできなかったが、小学校ではおなじみの”ベンチボール”をやることに。

レフェリー役を務めたジェシーは、ハッスルしすぎてルールを無視してボールをとろうとした子にはイエローカードを出すなど、会場にはユーモアと笑いが飛び交った。

そんな和やかな雰囲気の中、ジェシーは子供達の前で、Inside United 最新号のインタビューに答えた。

セント・マーガレット・スクールにお帰りなさい、ジェシー!体育館に足を踏み入れたときの感想は?

いろいろな思い出がうわっと蘇ってきたよ。ここでは本当に楽しい出来事ばかりだった。先生たちや生徒のみんなと会えたのもうれしかった。教室に入ったときには、「本当にここに座ってたんだっけ?」とちょっと驚いた。「僕もおじさんになったな~、もうこの椅子には座れないよ!」って(笑)

小学校時代はどんな生徒だった?

良い生徒だったよ。勉強も好きだったしね。いつも学びたい、という思いがあったし、努力家でもあった。フットボールで成功しなかったときのために他のものがなくてはいけない、という思いもあったから、一生懸命やらなくちゃ、と思っていたんだ。

好きだった科目は?

英語のクラスかな。長い文章を書くのが好きだったんだ。それから理科の実験も好きだったね。そういう科学的なことには興味があるんだ。この先、科学の天才になってるかもよ!未来のことは誰にもわからないからね!

なつかしの母校を訪問動画

スポーツで他に得意だったのは?

ラウンダーズ(クリケットから派生した子供のゲーム)。あの頃僕はラウンダーズ・キングと呼ばれていたんだよ!それからよく走っていた。運動会では毎年一番だったな。

よく真似をしていたのは?

いろいろ!ギグシー(ライアン・ギグス)とか、ときどきカントナも!カントナをやるときは、いつも制服のポロシャツの襟を立ててた。なつかしいな。

いちばんタフだった子を覚えてる?

そういえば、シオバンって名前の女の子がいた。彼女は身長が1m80cmくらいあったんだ。8歳でだよ!彼女はよく運動場でみんなにブランコしてあげてた。僕も小さかったから、いっつも彼女にぐるぐるされていたよ。

ジェシー
元レッズのストライカー、ディオン・ダブリンも登場

一番変な髪型だった先生は?

いろいろ言われてたけど、僕は一切関わってなかったんだ。僕はどの先生に対しても、悪口を言ったことは一度もないんだ。先生たちは僕をリスペクトしてくれていたから、僕も先生達をリスペクトしていたんだよ。

学校とフットボールをどうやって両立させていた?

うまくやれていたよ。あの頃は火曜日と木曜日にトレーニングがあったから、学校が終わってから一度家に帰って着替えて、ちょっとおやつを食べてから、マンチェスターに行ってた。僕はすごく辛抱強い子供だったんだ。ユナイテッドから教えられていたことでもあったしね。サー・アレックス・ファーガソンの言葉もよく聞いていたよ。彼はいつも僕は成長が遅いほうだと言っていて、「慌てるなよ、君の時代は必ず来る」と言ってくれたんだ。

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Inside United最新号の表紙を飾ったジェシー・リンガード

故郷ウォリントンの人たちは君のことをなんと言っている?

ここにはよく帰ってくるんだ。ママやおばあちゃん、おじいちゃんに会いに来る。妹もこの学校に通っているしね。まさにいまごろ教室で授業を受けているはずだよ!ここは小さい町だから、プロのフットボール選手になるのはすごいことだと思われている。だからみんな僕のことをリスペクトしてくれている。そして僕もこのコミュニティをとてもリスペクトしているんだ。

楽しむことと、真剣に取り組むことについて、これを読んでいる人たちに何かメッセージを

学校の勉強はしっかりやったほうがいい。ユナイテッドからも、それはしっかり叩き込まれた。フットボール選手は誰もがなれる職業ではないけれど、良い成績さえとっていれば、自分のやりたい職業につくことができる。でも楽しんでやることだよ!

 

ジェシーのインタビュー全編は、Inside Unied 最新号に収録されている。オーダーはこちらから。