X

マルシャルが背番号『9』に

アントニー・マルシャルが、新たにマンチェスター・ユナイテッドの『9番』を背負うことが決定した。マルシャルは背番号制が導入されてからユナイテッドで3人目の9番プレーヤーとなる。

マルシャルは、モナコから入団した当初も9番をつけていたが、2016年にズラタン・イブラヒモヴィッチがPSGから移籍した後は『11』に変更していた。

かつての番号に戻るということは、マルシャルが攻撃陣で、このプレシーズン中に見せたようなより中心的な役割を担うことを意味する。

マルシャルは1月にレッズとの契約を更新し、ツアー2019中のプレシーズンマッチ、リーズ・ユナイテッド戦とトッテナム戦でもゴールを決めている。


『9』をつけていたデビュー戦のリヴァプール戦でゴールを決めたマルシャル

ポール・スコールスとアントニオ・バレンシアも、かつての番号に復帰した経験をしている。伝説のミッドフィールダー、スコールスは、背番号制が導入された1993-94シーズンは『24』をつけ、その後1995-96シーズンは22番に変更。2012年1月、引退からの復帰を発表したあとは、全盛期に背負った『18』はアシュリー・ヤングがつけていたため、ジョン・オシェイがつけていた『22』を引き継いだ。

バレンシアは、2012-13シーズンは『7』をつけたが、1年後、入団当時の『25』に戻った。

選手が背番号を変えることは珍しくはないが、レンタル移籍から戻ったあとに変わる、という例を除いては、かつての番号に復帰した選手は、これまで上記の3人しかいない。

1993-93シーズン以来、ユナイテッドの9番を背負った選手は7人いる。ブライアン・マクレア、アンディー・コール、ルイ・サハ、ディミター・ベルバトフ、ラダメル・ファルカオ、イブラヒモヴィッチ、そしてロメル・ルカクだ。

ユナイテッドのプレミアリーグ初戦は日曜、オールド・トラッフォードにてチェルシーと対戦する。キックオフは現地時間16:30。

クラブ公式アプリのダウンロードは、こちらから。

おすすめ: