ジョゼ・モウリーニョはワトフォード戦後の会見で、水曜のチャンピオンズリーグ戦、対ヤングボーイズ戦に向けたチーム状況、とくに左サイドバックのポジションについて明かした。
ワトフォード戦にはアシュリー・ヤングが出場した。ルーク・ショーは国際マッチデーのイングランド代表戦で脳震盪を起こしたため、先週はほとんど練習に参加していなかった。
33歳のベテラン、ヤングは、際立ったパフォーマンスでワトフォード戦での2-1勝利に貢献。試合後報道陣から、水曜のヤングボーイズ戦でもヤングを起用するのかと質問が飛んだ。
しかしモウリーニョの答えは確信に満ちていた。指揮官は18-19シーズンが開幕してからのショーのパフォーマンスを非常に高く評価していると語り、「ショーは水曜の試合に出場する」と発言。と同時に、フルバックのポジションに多くのオプションがあることの重要性を強調した。
「左サイドバックは一人だけでは回らない。それにアシュリー・ヤングは右サイドバックでもプレーする」
「彼ら2人とも非常によくやってくれている。それに2人はタイプの違うプレーヤーだ。彼ら自身も、一人は若手、一人はベテランというそれぞれの立ち位置を理解している。そしてそのような2つの違ったオプションがあることは我々にとって非常にありがたいことだ」
国際マッチデーのブレイクまでの4試合は全戦ショーが出場している。イングランド代表のスペイン戦で脳震盪を患ったが、指揮官からの信頼の言葉は、励みになるに違いない。
ワトフォードではベンチ入りしたが出番のなかったマッテオ・ダルミアンについてもモウリーニョは言及した。
「ダルミアンは私にとってはお助けマンだ。彼はいつでもあらゆることに対応できるよう準備してくれている」
ユナイテッドの今シーズンのチャンピオンズリーグ挑戦は、今週水曜の夜、スイスの首都ベルンにて、ヤングボーイズ戦で幕を開ける。