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マルシャルの負傷は診断待ち

日曜日のエヴァートンとのアウェー戦は、マンチェスター・ユナイテッドにとってポジティブな結果に終わったが、その喜びにやや影を落としたのは、好調だったストライカーのアントニー・マルシャルが、わずか29分で交代したことだった。

マンチェスター・シティー戦で2発、オモニア・ニコシア戦でも1得点をあげているマルシャルは、グディソンパークでのこの対戦にも先発。3試合連続得点を狙っていたが、負傷により早々に退くこととなった。マルシャルに代わって出場したクリスティアーノ・ロナウドは、ハーフタイム前にクラブ通算700ゴール目となる歴史的なゴールを決め、勝利に貢献した。

試合後の記者会見で、エリック・テン・ハフは、前半に退場したアンソニーの状態について聞かれて、こう答えた。

マルシャルは29分でピッチを退き、ロナウドと交代した

「まだ様子を見る必要がある」と答えたテン・ハフ。「どのような状況か、どれくらい深刻なものなのかは、現時点ではまだお答えできない」。

「ひとまず24時間様子を見て、それから状況についてお伝えしたい」

BTスポーツとのインタビューで、オランダ人指揮官は、今回の怪我は、シーズン序盤にかけて数週間戦列を離れることになった前回の怪我の再発ではないと示唆している。

「そうではないと思う。別の怪我だ。背中を痛めたようだ」

29分間で退いたとはいえ、フランス人FWは、アレックス・イウォビに先制された後、反撃をしかけたレッズで中心的な役割を果たしていた。アントニーがカウンターから同点打を決めた場面では、ブラジル人FWへ絶好のパスを送っている。

「彼はとても重要な働きをしてくれた。アン���ニーのゴールをアシストしてくれたのはとてもありがたかった」と、テン・ハフもマルシャルの働きを強調。

木曜には、ヨーロッパリーグでオモニア・ニコシアを

迎え、その3日後、同じくホームでニューカッスル・ユナイテッドと対戦する。過密日程にあるいま、ファンもマルシャルの負傷が軽症で済むことを心から願っていることだろう。

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