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ウェストハム戦を総括

ジョゼ・モウリーニョ監督は、スコアレスドローに終わったウェストハム戦でマンチェスター・ユナイテッドが取った手法に満足している。

この日の勝ち点1により、ユナイテッドは過去5シーズンで最高順位となるプレミアリーグ2位が確定。また、ダビド・デ・ヘアが今季18回目のクリーンシートを達成し、ゴールデングローブ賞受賞の受賞が決まった。

試合後MUTV、BBC Sportとのインタビューで監督が語った内容は以下の通り…

リーグ2位が確定

2位が確定に満足
優れたチームが多く、6チームで優勝を争うプレミアリーグ2位だ。飛び跳ねる気分にはならないが、まずまずだろう。私の経歴もそうだし、マンチェスター・ユナイテッドにとっても同じだ。2位では喜ばないが、数ヶ月前の時点でリーグ優勝が不可能とわかっていたので満足している。その時点で、目標が2位確定に変わった。トップ4は重要だが、2位で終えられる方が良い。それに、何ヵ月も2位を守って終えられる方が、終盤にコントロールを失って順位を落とすより良い。チームに相応しい順位だ。これだけ難しいリーグでの2位は、悪くはない。

チャンスを生かせなかったことは残念
残念だが、選手たちの姿勢は良かった。必要な形でプレーしてくれた。プラン通り勝つためにプレーしてくれたが、2位が確定させるには勝ち点1が必要だった。勝ち点1を取れれば日曜のワトフォード戦にリラックスして臨める。70分から75分まで経過して、試合が落ち着き始めていたし、相手はアンディ・キャロルへのダイレクトなボールが目立っていたので、スタイルを上手く変化させられた。試合をコントロールし、勝ち点1を獲得することが大事だった。

選手を批判できない
パフォーマンスに関して批判などできない。ブライトン戦のハーフタイムには、このままでは負けると選手たちに言った。今日は勝てると言った。私が間違っていたが、今日の試合ではポジティブな反応が見られた。80分を過ぎてからは、勝ち点1で十分とわかっていた。その上で試合を進めた。

デ・ヘアのゴールデングローブ賞はチームで得たもの
ダビドは確かに素晴らしいが、ゴールデングローブ賞はチームで勝ち取ったものだ。これはGKのプレーを分析し、リーグベストのGKを決める賞ではない。大事なのはクリーンシートであって、クリーンシートはチームで達成する。そういう意味では満足している。ダビドに関係する賞だが、これはチームで獲得したもの。