ポール・ポグバは金曜、イギリスに帰国する。暫定監督のラルフ・ラングニックは、日曜にポグバと個人的に話をすることを予定している。
ポグバは、前回の代表ウィーク期間中、フランス代表での練習の最中に負傷し、以来欠場している。
ユナイテッドで最後に試合に出場したのは、1ヶ月以上前のアタランタ戦(2-2)で、その間ポグバはドバイで回復に努めていた。
しかしラングニックはポグバの復帰については楽観視しているようで、金曜日の記者会見で、最近彼と交わした電話での会話について報道陣に語った。
「2日前、いや、たしか火曜日(3日前)に電話で話した」と切り出したラルフ。
「彼はまだドバイにいて、今日戻ってくることになっている。日曜日には実際に会って話をすると思うが、10分から15分くらい電話で話をした」
「彼はだいぶ良くなってきていると言っていたが、まだ完全にはフィットしていない。これまでに聞いた話では、トレーニングに復帰するまでには、あと1、2週間ほどかかるようだ」
「彼はかなり長い間休養している。なので、試合に出られるコンディションを取り戻すまでには、そこからさらに1、2週間かかるだろう。しかし、まずは彼が完全にフィットして、他のメンバーと一緒に練習できるようになることが重要だ。それから、プレミアリーグでプレーできるように身体的にも戦術的にも調整していく必要がある」。
ポグバは勢いよく2021-22シーズンのスタートを切った。彼が記録したプレミアリーグでの7アシストを上回るのは、リヴァプールのモハメド・サラーだけだ。
しかし28歳のMFは、ラングニックが新たに導入した4-2-2-2の新システムはまだ経験していない。そこではポグバは中盤の深い位置か、ブルーノ・フェルナンデスと並ぶ10番としてプレーすることになるだろう。
ユナイテッドの選手たちがわずかな期間で彼の指導法や戦術システムに対応したことを頼もしく感じているラングニックは、ポグバも同じように迅速に順応できることを期待している。
「まず最初に、選手たちを知ることから始めた。ご存知のように、クリスタル・パレス戦の前にはトレーニングセッションは1度しかなかった。その後、彼らと一緒に多くのビデオ映像を見て、どのようにプレーすべきかを伝えた」。
「彼らはあの試合で非常によくやってくれた。すべてが完璧だったわけではないが、かなり多くのことがうまくいった。我々は常に先手をとって、コントロールすることができた。ここからは、次のステップに進む」。
「トレーニングの回数はそれほど多くない。今週は数回だったがフルメンバーで、U19やU21の選手も何人か一緒に練習した。クリスタル・パレス戦で見せた基本的な部分は良かった。相手に得点を許さず、多くのチャンスも与えなかった。クリーンシートを達成することができた。次はノリッジ戦だ」。