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監督がバーゼル戦を総括

ジョゼ・モウリーニョ監督が、バーゼルとのUEFAチャンピオンズリーグ戦を振り返った。

マンチェスター・ユナイテッドは、セント・ヤコブ・パルクでのグループA戦に1-0で敗れた。バーゼルにも自力でノックアウトステージに勝ち上がるチャンスが残されているものの、12月5日にホームで行なわれるCSKAモスクワ戦に勝てば、ユナイテッドの首位通過が決まる。

モウリーニョ監督が、試合後の会見、BT Sportとのインタビューで答えた内容を抜粋して紹介する…

無得点でも前半は完璧
前半は得点こそ決められなかったが、完璧だった。あのような展開を後半も繰り返すのは難しい。相手の反応も変わることは想定内だったのでね。本来なら圧倒していた前半中に5-0にできていた可能性もあったが、ゴールを決められなかった。前半の大半を見れば、勝てないわけがないと思えた。後半は0-0のままでも良いという感じに全員がなってしまったが、終了間際にゴールを決められた。

ポグバのインパクトは継続中
ポグバが試合に影響を与えたかって? そう思う。我々は、ポグバを交代させてからプレーのレベルが落ちた。彼は疲れていたので65分で代えた。経験豊富な(ネマニャ)マティッチを入れれば影響はないと考えた。そしてマーカス(ラッシュフォード)を加えてスピードを足し、ズラタン(イブラヒモヴィッチ)を入れてボールを抑えようとした。アプローチ自体は良かった。

不平不満はなし
選手たちを責められない。今日のような試合ができれば、10回中9回は楽に勝てる。その内の1回が今日だったということ。チェルシー時代に、この会場で今日と同様に終盤に失点して負けたことがあった。私のチームは枠内に1本しかシュートを打てず、良くない試合だった。しかし、その時と今日は違う。前半は非常に良かったと思う。

試合へのアプローチ
5人のDFに対し、3人のアタッキングプレーヤーで戦おうとした。それが前半は機能して、後半には点を決められなかった。勝ち点1で十分と考えたからだ。結果的に敗れたが、選手たちを怒るわけにはいかない。前半の姿勢、内容は良かった。これもフットボール。楽に勝てる試合だった。(バーゼルにとっては)素晴らしい結果だ。彼らにも勝ち上がる可能性はある。

復帰したロホを称賛
(マルコス)ロホは非常に良かった。数週間前でもプレーできていたかもしれない。ただ、彼の復帰を急がせる必要がなかった。前半は非常に楽で、彼もボールに何度も触れた。フィジカル的に求められるものも少なかった。彼は、自分のプレーをコントロールできていたので、私も本当に嬉しい。