スコット・マクトミネイにとって、水曜夜のガラタサライ戦は、複雑な思いの残る試合となった。自身初のUEFAチャンピオンズリーグでのゴールも決め、マンチェスター・ユナイテッドは2点差をつけながら、勝利を逃してしまったからだ。
残る試合はグループステージ最終戦のバイエルン・ミュンヘン戦のみで、レッズが次ラウンド突破を果たせるかどうかは、他の対戦の結果次第となる。
トルコでの試合では、ユナイテッドは多くの局面で素晴らしいプレーを見せたが、2-0、3-1とリードを奪いながらそれを守れなかったことは、マクトミネイと仲間たちに悔しい思いを残した。
試合終了のホイッスルの後、スコットはクラブ・メディアに対し、3-3という最終スコアについて、守備的な選手だけでなく攻撃陣にも責任があるとコメントした。
「正直言って、3点以上のゴールを奪えなかったのはとても残念だ。クリーンシートも達成したかったけれど、フットボールにはミスや予期しなかったことが起こりうるものだ。それに試合を決めきれなかったのは、僕たち攻撃サイドの責任でもある」。
「良いプレーはできていたと思う。コントロールできていたし、いいプレーもできていたけど、これがフットボールだ」。
メディアの厳しい視線がGKアンドレ・オナナに向けられるのは必至だ。ガラタサライのハキム・ジエクからの2本のフリーキックを防げなかったことに対しては、彼自身が最も落胆していることだろう。
「このチームに個人プレーはない。全員が、チーム一丸となって前進することを望んでいる」。
「フットボールで怯むことなんてない。(土曜日のニューカッスル・ユナイテッド戦のように)敵陣のスタジアムに行ったら、それに対処して向かっていくだけだ。それがこのチームの意思でもある。僕たちはすべてのチャレンジと正面から戦いたい。自分たちを追い込み、強い相手と戦って自分たちを試したい」。
チャンピオンズリーグでの初ゴールについては、マクトミネイは多くを語らなかった。
「(ゴールは)自分のプレーに加えたいものだし、チャンピオンズリーグで最初のゴールという意味ではとても嬉しい」。
「それよりも、今夜の(ミュンヘンでの試合)結果が我々に有利なものになってくれていることを祈る。そして僕たちは全力で戦い続けるよ」。