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W杯に出場するレッズ

来年のワールドカップ・ロシア大会に、出場国の代表として参戦するチャンスを得たマンチェスター・ユナイテッドの選手たちが確定した。

最後にそのチャンスをつかんだのはスウェーデン代表のビクトル・リンデロフだ。スウェーデンは2戦の総計1-0でイタリアを下してロシア行きのチケットを手にいれた。ズラタン・イブラヒモヴィッチは代表からの引退を発表したが、もしその決断を撤回することになれば、彼にもワールドカップ出場のチャンスがある。

121日に行われる組み分け抽選会の前に、世界最大のフットボールの祭典であるワールドカップへの出場権を手にいたレッズたちを確認しておこう。

サンシーロでの激戦後、同僚のダルミアンに慰めの声をかけるリンデロフ

ギャレス・サウスゲート監督率いるイングランドは、グループF首位で予選を通過した。ユナイテッドからはクリス・スモーリングフィル・ジョーンズジェシー・リンガードマーカス・ラッシュフォードが定番メンバー。アシュリー・ヤングも直近の代表戦で招集を受けた。マイケル・キャリックルーク・ショーも候補の一角だ。

 

ロメロ・ルカクマルアン・フェライニがいるベルギー代表は、10戦中9試合で勝利を収めてグループHで圧勝。ルカクはこちらのレッド・デビルスでもコンスタントにゴールを決め、フェライニも主力として貢献している。

スウェーデンを抑えてグループAを首位で勝ち抜けたフランス代表では、ポール・ポグバは中心選手の一人。アントニー・マルシャルも今月の国際マッチデーでは招集を受けた。このグループからは、オランダが脱落している。

2010年大会優勝者のスペインは、イタリアと共存しながらも断トツの首位でグループGを勝ち抜けた。ナンバー1GKに定着しているダビド・デ・ヘアは、ユナイテッドと同様の好調さをキープ。アンデル・エレーラファン・マタもフレン・ロペテギ監督から何度か招集を受けている。

今夏ユナイテッドに加入したネマニャ・マティッチが所属するセルビアは、アイルランド、ウェールズと同居した厳しいグループDを首位で勝ち抜けた。

 

南米では、4度バロンドール獲得のリオネル・メッシが崖っぷちのエクアドル戦でセンセーショナルなハットトリックを決めてロシア行きを決めた。セルヒオ・ロメロマルコス・ロホには2大会連続出場の望みがかかる。

エリック・バイリー(コートジボワール)、マッテオ・ダルミアン(イタリア)、ヘンリク・ムヒタリアン(アルメニア)、アントニオ・バレンシア(エクアドル)、デイリー・ブリント、ティム・フォス・メンサー(オランダ)は残念ながら本戦出場が叶わなかったが、来年の6月は、多くのレッズの姿をワールドカップの舞台で見られそうだ。