プレミア順位変動の可能性も

ユナイテッドは現在8位で、決してファンを満足させられる順位ではない。しかし、今節終了後、ライバルとの勝ち点差を縮められている可能性はある。

もちろん、自分たちの相手であるパレスとの一戦は厳しい戦いになるだろう。彼らに意識を向けないようなことになれば、愚かだ。ただ、リーグ直近7試合で勝ち点2しか獲得できていない彼らに勝利を収めることができれば、ユナイテッドの未来は明るい。

アンデル・エレーラは、トップ4を目指す上で、今後の試合が重要になると語り、順位が変動する可能性に感謝していると話した。

現在得失点差でユナイテッドより順位が上のワトフォードは、パレス戦と同じ時間にヴィカレージ・ロードで2位のリヴァプールを迎え撃つ。ティータ��ムに開催されるロンドンダービーは、ウェンブリーでのトッテナム対チェルシーで、スパーズはユナイテッドより勝ち点7差の4位、チェルシーはスパーズに勝ち点1差で3位につけている。

日曜に行なわれるボーンマス対アーセナルの一戦も、パレス戦に勝てたと仮定すればの話ではあるが、ユナイテッドにとって有利にはたらく可能性がある。今月チェリーズに勝てたとはいえ、彼らは6位のチームのわけで、好調ガナーズにとっても厄介な相手になるに違いない。

つまり、試合結果に関係なく、上位7チームの間で勝ち点が動く。ユナイテッドが勝って、過密日程となる12月を良い形で迎えられるように祈ろう。

今年最後の1ヶ月は、アウェイでのサウサンプトン戦から始まる。次節では、ダービーが数多く予定され、チェルシーはフルアムと、アーセナルはトッテナムと、リヴァプールはエヴァートンと対戦する。勝ち点が動けば、それだけユナイテッドの順位が上がる可能性も増える、というわけだ。

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