ワン・ビサカが欧州トップの先発出場数を記録
マンチェスター・ユナイテッドのサイドバック、アーロン・ワン・ビサカは、2020-21シーズンの欧州トップ5リーグで最も多くの試合に先発出場した。
ワン・ビサカは54試合に先発出場した。これは、プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アンのクラブに所属する他のどの選手よりも3試合多い数字だ。
ユナイテッドは昨季トータル61試合を戦った。つまり、ワン・ビサカが先発出場しなかったのは、わずか7試合のみ。インターナショナルブレークを除いて、4月までミッドウィーク開催の試合が続いたことを考えれば、特筆に値する数字だ。
アーロンは開幕戦のクリスタル・パレス戦を欠場したが、これはプレシーズン期間が短縮されたことで、コンディションを戻すための判断だった。クリスマス前後には、軽傷のためにエヴァートン戦とレスター・シティー戦を欠場。
また、シーズン終盤のプレミアリーグでのレスター戦やウルヴズ戦、国内カップ戦のワトフォード、ブライトン戦も欠場した。
2019年夏にクリスタル・パレスから加入したアーロンは先発メンバーとして常に出場し、2年目の昨季はおおむね好成績を収めたと言っていい。
ニューカッスルに4-1で勝利した際、アーロンは自身初のシニアゴールを決め、続いてサウサンプトンに9-0で大勝した際にもゴールをマーク。
また、6アシストを記録し、ヨーロッパリーグ決勝のビジャレアル戦にも先発出場し、ユナイテッド通算100試合出場を達成した。
先日「今シーズンのパフォーマンスに満足しているか?」と聞かれたワン・ビサカは、「満足している」と答えた。「自分でも実感がある。試合が始まるたびに、自信と興奮が湧いてくるんだ」
「試合が始まるのが待ちきれないほど、プレーしたくなる。チームの能力や、望む結果を得るために必要なパフォーマンスが可能なことを知っているからね」
「3日ごとに1試合という日程だから、体調管理には気をつけている」
「どの試合も簡単ではないけれど、次の試合に向けて回復にも力を入れている」
ワン・ビサカは、欧州トップ5リーグの先発出場数トップ5に、ユナイテッドのチームメートとともにランクイン。
マンチェスター・シティのルーベン・ディアス、レアル・マドリーのGKティボー・クルトワと並んで、ブルーノ・フェルナンデスとハリー・マグワイアもそれぞれ51試合に出場した。
ユナイテッドのキャプテンであるマグワイアは、直近の5試合を怪我で欠場していなければ、このランキングのトップに立っていたかもしれない。