ガルナチョがフル代表デビューへ

足首の負傷で欠場が続いていたガルナチョは、マンチェスター・シティーに2-1で敗れた先週末のエミレーツFAカップ決勝戦の後半に出場。素晴らしいパフォーマンスで2022-23シーズンを締めくくった。

現在18歳のガルナチョはスペインのマドリードで生まれたが、親がアルゼンチン人であることから同国代表の資格を持ち、すでにU-20では出場経験がある。

昨年末のW杯カタール大会でアルゼンチン代表を世界王者へと導いたスカローニ監督は、オーストラリア、インドネシアとの対戦で、ガルナチョを起用する可能性について示唆した。

サッカルーことオーストラリア代表との対戦は、来週木曜日に北京で行われる。両者はワールドカップのラウンド16でも顔を合わせ、この時はリサンドロ・マルティネスがゴールを防ぐ値千金のパフォーマンスを披露した。

マルティネスはまだ負傷中のため欠場するが、ガルナチョは来週、国際舞台でその才能を発揮する機会を得ることになりそうだ。

「我々は彼をチームに加えた。彼が最初からプレーするのか、それとも数分の出場になるかはこれから検討していく。しかし、彼は他の選手と同様、非常にエキサイティングな戦力だ。彼がチームにうまく溶け込めることを願っている」。

サウサンプトン戦で負傷したガルナチョは、3月にスカローニ監督から招集された際には、シニアデビューを果たせなかった。

アルゼンチンは9月から2026年のワールドカップ予選を開始する。そこでのメンバー入りを、ガルナチョは目指していることだろう。