オナナ「この調子を継続しなければならない」

レッズは後半戦にハリー・マグワイアが決めたゴールで、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ初勝利を挙げた。また、アディショナルタイムには、オナナがジョーダン・ラーションのPKをセーブするファインプレーを披露し、ユナイテッドが勝ち点３を手に入れた。

エリック・テン・ハフ率いるチームは後半戦に入って調子を上げ、公式戦3連勝を飾った。オナナにとってこうした連勝は、今後の試合に立ち向かう上での自信となっている。その手始めは、日曜にシティーと対戦するマンチェスター・ダービーだ。

「僕たちにとって重要な勝利だった。このコンペティションに参戦し続けるためには、この試合に勝たなければならなかったからね。僕たちはマンチェスター・ユナイテッドだ。大きな野心と期待を背負っている」。

「この試合に勝たなければならなかった。３試合だけで敗退するわけにはいかない。そのためには戦い、ハードワークしなければならない」。

「ハリーのゴールは嬉しかった。彼は今夜のヒーローだよ。とても良いパフォーマンスだった。でもこれからもこうした試合を継続していかなければならない。そして、さらに強くならなければならない。こうした勝利は、今後の試合に向けて自分たちに自信を与えてくれる。楽な試合にはならないが、すべてを出し尽くして、準備万端で臨む。ハイレベルなチャレンジだが、俺たちはそのためにここにいるんだ。ここは世界最高のクラブのひとつだ。だから、あらゆるものを賭けて戦わなければならない」。

火曜日の勝利は、ユナイテッドのグループA突破の可能性を失わないために不可欠なものだったが、試合終了間際にコペンハーゲンがPKを獲得した瞬間は、万事休すかと思われた。

しかし、PKセーバーとして知られるオナナは、その瞬間、スタジアムの誰よりも冷静だった。左側に身を投げ出すと、ラーションのシュートを弾き返した。

「自分の仕事をしたまでだ。落ち着いて、プレッシャーを受けず、自分を大きく見せて、できるだけ長く待ってセーブしただけ」とカメルーン人GKは描写している。

この夜オールド・トラッフォードでは、キックオフの前に偉大なるサー・ボビー・チャールトンに敬意を表する追悼式が行われ、サークル内とディレクターズボックスのチャールトン席に花輪が飾られた。

「彼はこの素晴らしいクラブに多大な尽力をした。クラブ、特に彼の家族にとっては辛い出来事だ。だから、この勝利は彼らのためのものだよ」。

エリック・テン・ハフ監督も、後半戦の立ち上がりにルーカス・レラガーのシュートをセーブしたオナナのプレーを称賛している。

これらの総合的なパフォーマンスは、オナナがマン・オブ・ザ・マッチを受賞するに十分に値するものだったが、日曜のシティー戦に向けて、さらなるエネルギーとなったことだろう。