ユナイテッド

契約満了でウィリアムズが退団

水曜日 05 6月 2024 13:35

ブランドン・ウィリアムズが、契約満了に伴いマンチェスター・ユナイテッドを退団する。

9歳からクラブに在籍したサイドバックのブランドンは、ユナイテッドの各カテゴリーで結果を残してきた。

トップチームでは51試合に出場し、2019年にはプレミアリーグのシェフィールド・ユナイテッド戦でゴールを決めた。

23歳の彼は、昨季キーラン・マッケンナの下でトップリーグ昇格を果たしたイプスウィッチ・タウンに期限付き移籍していた。ウィリアムズはイプスウィッチで17試合に出場して2度ネットを揺らしている。

以前、公式マッチデープログラム『United Review』のインタビューに応じたブランドンは、リーグカップのロッチデール戦でシニアデビューを飾ったことを誇らしげに語った。

「あの時の感動は、自分にしか味わえないものだった」

「うまく説明できないけど、僕にとって誇らしい瞬間だった。あそこまで早い時間帯に出場できるとは思っていなかったけれど、フィル・ジョーンズが負傷して、後半開始から出場した」

「あの試合では守備の選手が自分しかいなかった。それで監督(オーレ・グンナー・スールシャール)からは、ハーフタイム直前にウォーミングアップをするように指示されたんだ。アップをしていた時から緊張していたけれど、興奮もしていた」

「ピッチに入り、自分らしくプレーすることに自信があった。チームメートも試合前に僕に話しかけてくれて、プレッシャーを感じる必要はないと言ってもらえた。とにかく自分の力を発揮しろとね」

ブランドンはまた、自身がサポートしていたクラブの一員になれた気持ちを表現している。ユナイテッドが最後にプレミアリーグを制した2013年当時、彼はシーズンチケットを持っていた。

「この地域や、アカデミーで育って、マンチェスター・ユナイテッドのDNAを学び、偉大な選手たちのプレーを学ぶ。それは世代から世代へと受け継がれていく。選手たちはすぐにそれを学ぶんだ」

「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするマンチェスター出身の選手がいることは、僕にとっても、地域社会全体にとってもいいことなんだ」

アカデミーの育成プログラムを経て成長したブランドンは、いつでもクラブで歓迎される。彼の今後の成功を願っています。

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