レッズ

「僕たちは最後の瞬間まで反撃する」

木曜日 09 2月 2023 10:23

ブルーノ・フェルナンデスは、オールド・トラッフォードでリーズ・ユナイテッドと2-2で引き分けた試合の後、マンチェスター・ユナイテッドのチームメイトたちの強い決意を熱く語った。

レッズは試合開始から1分も経たないうちに、ウィルフリード・ニョントにエリア外からシュートを決められ先制を許した。さらに後半開始後まもなく、ラファエル・ヴァランヌがオウンゴールを献上してしまい、リーズはリードを2点に伸ばした。しかし、エリック・テン・ハフ監督が試合が1時間を経過するあたりでメンバーを入れ替えると、そのわずか2分後にマーカス・ラッシュフォードが右サイドからのディオゴ・ダロのクロスに頭で合わせ、ユナイテッドが1点を返す。

さらに8分後には、途中出場のジェイドン・サンチョがイラン・メリエをかわしてゴールを決めて同点に追いつくと、オールド・トラッフォードはおおに沸きあがった。

フェルナンデス、ヴァランヌ、ビクトル・リンデロフは終盤、代わる代わる勝ち越し点に迫ったが、試合は2-2のまま終了。シアター・オブ・ドリームスで勝ち点を分け合うこととなったが、この息もつかせぬ戦いが幕を閉じた後、フェルナンデスが試合を振り返った。

 

マンチェスター・ユナイテッド 2-2 リーズ

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マーカス・ラッシュフォードとジェイドン・サンチョのゴールにより、勝ち点を分け合う結果に。

「ラファ(ラファエル・ヴァランヌ)にはチャンスがあったし、自分にもヘディングで得点できるチャンスがあった」とブルーノは、MUTVを通じてこの試合について分析した。

「それ以外にも、外れてしまったシュートもあったし、ビクトル(リンデロフ)のヘディングももう少しで入りそうだった。チャンスは作れていた」。

「残念ながらそうしたチャンスを決め切ることはできなかったけれど、チームは懸命に戦った。そして大切なのは、この姿勢を続けて、ベストのパフォーマンスを追求し続けていくことだ。このチームにはまだまだ成長できる余地がある。もっともっと良いパフォーマンスができる可能性を秘めているんだ」。

ホームでの無敗記録を10試合に伸ばしたレッズは、プレミアリーグで3位をキープしている。いまフォーカスすべきは、今週末にエランド・ロードで行われる、まったく同じ相手との次の対戦だ。

今シーズン、オールド・トラッフォードを難攻不落の場所としているレッズのNo.8は、選手たちがサポーターに抱いている感謝の気持ちを代弁し、ファンこそが、こうした厳しい時期にチームを助けてくれるのだと強調した。

拡大版ハイライト:ユナイテッド vs リーズ 動画

拡大版ハイライト:ユナイテッド vs リーズ

オールド・トラッフォードでの薔薇戦争を振り返る。

「このスタジアムで、ファンのみんながいて、この選手たちが揃っていて、この欲望と情熱があれば、2-0でリードされる展開などなんの問題もない」とフェルナンデスは続けた。

「2-0で負けることはまずありえないし、たとえリードされても、反撃して結果を覆すのみだ。ホームであれは、それはなおさらだ」。

「ファンのみんなには本当に感謝している。彼らは最後まで応援し続けてくれたし、僕たちはもう少し試合に勝てるところだった」。

「勝利に値する試合だったと思うけれど、さっきも言ったように、このスタジアムで、この選手たちとファンのみんなの情熱、そして選手たちの戦う姿勢があれば、最後の数分間まで0-0であったとしてもなんの問題もない。僕たちはいつだって反撃できる」。

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