今後も強い気持ちと情熱を求めるブルーノ

マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードで勇敢かつ猛烈なパフォーマンスを見せ、ジェイドン・サンチョとマーカス・ラッシュフォードのゴールもあって、プレミアリーグで重要な勝ち点3を獲得した。

得点した選手が脚光を浴びるのは当然だが、エリック・テン・ハフ監督率いるチームはチームとしての力を発揮し、ピッチ上の選手一人一人が全力を尽くした。

リヴァプールとの試合は、選手とファンの双方にとって常に極めて重要なもので、シーズン開幕から不本意な結果が続いて迎えた月曜日の夜も同様で、代理キャプテンのフェルナンデスもチーム全体の出来に刺激を受けている。

ブルーノが言うように、今の課題は、この勝利をさらなる成功への足がかりとすることだ。「もちろん、マンチェスター・ユナイテッドに期待できる素晴らしい夜であり、素晴らしい結果」と彼は試合後に語った。

「この勝ち点3を獲得できたことは、僕らにとって大きな意味がある。でも、この試合はもう終わった。僕たちは前を向き、今夜見せたこの姿勢、この情熱、この気持ちを次の試合でも発揮しないといけない」

「今夜の試合で見せた姿勢、情熱、試合に勝ちたいという気持ちは、以前から見せていなかったわけではないけれど、ここ2試合はもっとやれたことがあった。今日はそのすべてを、選手のクオリティとともに見せることができた日だった」

シアター・オブ・ドリームスでの攻撃はとても魅力的で、リヴァプールは我々のフォワードの流動性に対応することができなかった。しかし、ここ数年も対戦相手から恐れられる存在のリヴァプールに対して、最も際立っていたのはディフェンスだった。

フェルナンデスは、ユルゲン・クロップ監督率いるチームを下したチーム全員、出場しなかった選手たちにも賛辞を送った。チームとして戦うのであって、誰もが役割を担っているのだ。

ブルーノは、「ディフェンスが素晴らしかった」と語った。「バックからフォワードに至るまで、素晴らしい試合だった。デ・へアにはクリーンシートを続けてほしいけれど、結局のところ、勝ち点3を得ることが重要で、それは分かっていた」

「今日は全員がよくやったし、出場しなかった選手も、出場した選手たちを後押しするために、この1週間頑張った。全員がチームの一員であり、プレーしていなくても役割を担っているんだ」

月曜日の試合は、4人目の新加入選手となるカゼミーロのお披露目となったが、フェルナンデスは、元レアル・マドリーの用心棒として活躍したカゼミーロの活躍に期待を寄せている。

「カゼミーロは素晴らしい選手だし、僕らにとって多くの良いものを加えてくれる」

「彼が加わってとても嬉しい。もちろん、彼が良いメンタリティーを持っていることは知っているし、マドリーでそれを見せたことも知っている。ウチでもマドリーでやったのと同じレベルでやってくれることを期待している」