ブルーノ「プレッシャーは望むところ」
ブルーノ・フェルナンデスは、マンチェスター・ユナイテッドがエティハド・スタジアムでシティーを下した試合を振り返り、「ほぼ完璧なパフォーマンスだった」と話した。
ブルーノはこの試合、開幕直後にPKを決めて先制点をあげただけでなく、両軍あわせてトップの 12.05kmという距離を走り抜くエネルギッシュなパフォーマンスを披露した。
しかし自分自身の活躍に酔いしれることなく、我らが背番号18はチーム全体のパフォーマンスについて、相手よりも有効なチャンスを作った点や、相手がボールポゼッションをキープした場面での粘り強さを称賛した。
「ほとんど完璧と言えるパフォーマンスだったと思う。自分たちが決めやすかったり、ラストショットを打ちやすい場面でチャンスを作れた」とMUTVに話したブルーノ。
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「チャンスが作れたときにはどれも有効なものだった。チャンスが作れるというのは、良いプレーができていて、違いを作り出そうとしているサインでもある」
「後半は前半よりも良いプレーができたように思う。前半はかなり相手に押し込まれる場面もあった。けれど後半は、しっかりゲームをコントロールできている時間帯もあった」
「ボールを保持していた時間は相手のほうが長かったと思う。けれどチャンスについては僕たちのほうが良いものを作れていた。それになにより重要なのは結果だ。僕たちが勝った、というのはとにかくパーフェクトな結果だよ!」
メディアでは最近、ブルーノが強豪チーム、いわゆる“ビッグ6”との対戦で得点できていないという統計が取り上げられている。
しかしこの試合では、ブルーノは試合開始2分後にゲットしたPKを落ち着いて決めてみせた。
「どのペナルティーも、自分にとってプレッシャーは同じだ」この試合ではより重いプレッシャーを感じたかと聞かれたブルーノはそう答えた。「ペナルティーを蹴るときはいつだってプレッシャーを感じる。相手がシティーだろうと他のチームだろうとそれは同じだ」
「でもこういうプレッシャーは好きなんだ。良いプレッシャーだからね。自分が何をすべきかもわかっているから、ちょうどいい方向と力加減で蹴った。決まってうれしいよ」
「正直、自分たちにとっては試合に勝てればそれでいいんだ。人はいろいろと言うけれどね。今日だってブルーノはビッグマッチでは決められないと言われるんだろうね」
「オープンプレーからのゴールしかカウントされないんだ。ペナルティーは計算には入らないと。でも自分たちにとって一番重要なのは試合に勝つことだ」
「どういう決め方だったかは関係ない。ボールがネットに入ればそれがゴールだ。それに自分じゃなくて他の選手でもかまわない。ゴールが決まるなら、僕はハッピーだよ」
ゴールを決めた瞬間、ブルーノはカメラに駆け寄って、お馴染みの両手を耳にあてるジェスチャーをしてみせた。応援してくれている家族に示したものだ。
「子供たちのためにやっているんだ」と、Sky Sports とのインタビューに語ったブルーノ。
「すでに多くの人がそのことは知っていると思う。僕の人生にとって、一番大事なものは子供たちだ。だから毎回ゴールを決めるたびに、彼らと、それから妻に向けて、この厳しい時期に僕をサポートしてくれていることへの感謝をこめてあのポーズをしているんだ」
「選手がトレーニングと試合を繰り返す日々を送っていることは、それほど辛いことではないと思う人は多いと思う。でも時々はタフなこともある。だから、家族へのサポートに、僕は感謝の気持ちを送っているんだ」