ユナイテッド

カゼミーロがレアル・マドリーに別れの挨拶

月曜日 22 8月 2022 14:22

カゼミーロは、スペインで行われたセレモニーで、レアル・マドリードに別れを告げた。

先週金曜日の夜、マンチェスター・ユナイテッドは、現欧州王者であるマドリーとの間で、選手との個人的な条件、英国のビザ取得、メディカルチェックを条件に、カゼミーロの移籍に関して合意に達したと発表した。

2013年にサンパウロからレアル・マドリーに移籍したMFは、シニアレベルで300試合以上に出場した。チャンピオンズリーグ優勝5回を含め、クラブと代表チームの両方で22の主要トロフィーを獲得している。

移籍はまだ正式に成立していないが、レアルはこの機会を利用して、首都マドリードで執り行われた式典でカゼミーロの貢献に敬意を表した。

カゼミーロの獲得に関して合意

 記事

ブラジル出身MFの獲得に関して、クラブはレアル・マドリーと合意した。

カゼミーロは家族と一緒に出席。感極まりながら、カルロ・アンチェロッティ監督を含むレアル・マドリーの関係者の前で演壇に立ち、クラブで過ごした時間について感謝の気持ちを表した。

「心から感謝したい」と、彼は語り始めた。

「妻と一緒にやって来たとき、僕たちには誰も知り合いがおらず、新しい環境でした。私たちは、ここで人生を、未来を、そして家族を築き上げたいと思っていました」

「ここで多くのタイトルを獲得することができましたが、母や兄弟、妻やかわいい子供たちがいなければ、それは不可能だった。クラブも、そして今日ここにいるみんながいなくても達成できていません」

「いつかここに戻ってきて、みんなが僕にとってどれだけ特別な存在であるかを示し、このクラブを少しでも助けられるようにしたい」

カゼミーロはまた、このクラブでの最初の思い出として、その文化を学び、チームメート、特に同じMFのトニ・クロースやルカ・モドリッチと一緒にプレーしたことについて語った。そして、 自身にとって次の章を楽しみにしていることを説明した。

「マン・ユナイテッドのような素晴らしいクラブで自分のキャリアを発展させ、続けられることに興奮しています」

「このクラブ(レアル・マドリー)は今後も常に偉大であり続けるでしょう。今まで本当にありがとう。アラ・マドリード」

フロレンティーノ・ペレス会長は、イングランドへの移籍を控えた30歳の同選手に対し、これまでの努力に対する感謝を述べるとともに、祝福の言葉を送った。

「君はマンチェスター・ユナイテッドという伝説的なクラブに加わり、歴史を作り続ける」

「今後どこにいようとも、君は常に模範となる。ここで君は多くのことを成し遂げ、マドリディスタから常に尊敬され続けるだろう」

「君はレアルマドリードの伝説としてクラブを去る」

カゼミーロの記者会見 

セレモニーからしばらくして、カゼミーロは公式記者会見でメディアを前に、レアルでの時間、そしてユナイテッドへの移籍の見通しについて語った。

「このチャレンジは大きなものになる。3日前に妻に話したところで、僕はまるで、新たなプロジェクトに非常に興奮している18歳の子供のようだと言われた。確かにプレミアリーグでプレーすることにとても興奮している」

「できることなら、今日、ユナイテッドの選手としてリヴァプール戦に出たい。プレミアリーグではまだ何も成し遂げていないので、自分をアピールするために努力しないといけない」

また、カゼミーロは、ユナイテッドファンが彼に期待することや、イングランドでの目標についても語った。

「マンチェスター・ユナイテッドでは、まず第一に、僕がクラブに対して感じていること、尊敬している気持ちを伝えたい」

「ここ(レアル・マドリー)でやってきたことを向こうでもやっていきたい。自分のファイティングスピリットを示し、努力する才能やプロとしての姿勢を見せたい。自分がどれだけ真剣かを、日々の努力で見せたい。リーグ優勝したい。エキサイティングなリーグであることも分かっている」

「今、僕は自分のキャリアの中で最高の瞬間を迎えている。そして、これからも毎日を楽しみたいし、それができればいいなと思っている。この決断を下すには最高の瞬間だと感じている」

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