レッズ

ユナイテッドのスターたちがキャシー・ファーガソンの葬儀でサー・アレックスを弔問

火曜日 17 10月 2023 12:32

10月16日(月)にグラスゴーで行われたサー・アレックス・ファーガソンの妻キャシーの葬儀に、ユナイテッドの英雄たちが参列した。

1966年にサー・アレックスと結婚したキャシー夫人は、今月初めに84歳でこの世を去った。

セント・アンドリュー大聖堂には、友人や家族に加えて、ファーガソン時代に活躍した多くのユナイテッドのレジェンドたちも弔問に訪れた。

元キャプテンのブライアン・ロブソン、スティーブ・ブルース、ガリー・ネヴィル、マイケル・キャリックをはじめ、デイヴィッド・ベッカム、ニッキー・バット、パク・チソン、そして現テクニカル・ディレクターのダレン・フレッチャーらも参列した。

レディ・キャシー・ファーガソンが逝去

 記事

クラブ全関係者は、サー・アレックス・ファーガソンとご遺族の皆様に心からお悔やみをお申しあげます。

サー・アレックスのかつてのアシスタント、アーチー・ノックスも出席し、長年の友人でありライバルでもあったリヴァプールのレジェンド、ケニー・ダルグリッシュの姿も見られた。

こうした光景は、サッカー史に名を残す偉大な監督のキャリアに、いかにキャシー夫人のサポートが不可欠であったかを示していた。

ユナイテッドが見せた力強い姿は、クラブを代表してきた者たちが分かち合ってきた不滅の絆の証でもあった。

サー・アレックスは、初の公式自伝『Managing My Life』の中で、キャシーの存在が彼の成功にいかに欠かせないものであったかを記している。

『妻のキャシーは家族の大黒柱だ。マーク、ジェイソン、ダレンという3人の息子を育てるという重責をメインで担ってくれたのは彼女だった。そして彼らは、素晴らしい息子、そして素晴らしい人間に成長した。素晴らしい妻であり母である彼女に、我々はみな感謝しなければならない』。

『キャシーはいつも裏方に徹してきたが、今こそ脚光を浴びるときだ。私の成功はすべて彼女のおかげだと感謝している。彼女の人生に対する実直な姿勢と、たゆまぬサポートがなければ、何一つとして成し得なかった』。

フットボールにはほとんど興味がなかったことで知られるキャシーだが、彼女がユナイテッドに与えたインパクトは絶大だった

2001-02シーズンの前に、サー・アレックスはシーズン終了後に辞任する意向を表明したが、キャシーはその決断を撤回するよう促した。

その後、ユナイテッドはさらに6度のプレミアリーグ制覇とチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げ、2013年にサー・アレックスは勇退した。

26年に及んだ在任期間に終止符を打つという最後の決断もまた、キャシーと深く関係していた。サー・アレックスは後に『テレグラフ』紙に、双子の妹ブリジットが亡くなったことで、妻がどこか「孤独」になったように感じたと語っている。

これらのエピソードはマンチェスター・ユナイテッドの歴史に大きな影響を与えたが、それ以上に重要なのは、このクラブにおける最も偉大な監督の人生とキャリアに、キャシーがいかに欠かせない存在であったかということだ。

おすすめ: