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チェルシー 1-2 マンチェスター・ユナイテッド

22歳の誕生日前夜、マーカス・ラッシュフォードがスタンフォード・ブリッジで行なわれたチェルシー戦で2ゴールの活躍を見せ、マンチェスター・ユナイテッドがカラバオカップ準々決勝に進出した。

前半にPKを成功させ、後半にはロングレンジからフリーキックを直接蹴り込んだラッシュフォードは、今シーズンのチェルシー戦で4ゴール目をマーク。また、ブルーズを相手に通算5ゴールを記録するなど、どのチームよりも相性が良い。

後半にはチェルシーのミシー・バチュアイに1点を返され同点に追いつかれたものの、オーレ・グンナー・スールシャール監督のチームが次のラウンドに進出。ここ7日間でアウェイ3連勝のユナイテッドは、今週土曜にボーンマスと敵地で対戦する。週末のプレミアリーグでも勝って、アウェイ4連勝としたいところだ。

試合序盤、守備が厳しくなかったチェルシーに対し、ジェシー・リンガードがボックス内に攻め入ったが、ボックス手前でマテオ・コヴァチッチに対応される。

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PKを落ち着いて決めたラッシュフォード

数分後には、スコット・マクトミネイがボールを持ったコヴァチッチへのファウルでイエローカードをもらってしまう。

15分が経過するあたりでコーナーキックを得たユナイテッドは、ダニエル・ジェームズの低い弾道のボールにマクトミネイが反応するも、この試合最初のシュートは惜しくも決まらず、ウィリー・カバジェロが守る枠を外れた。

今度はジェームズがボックス内でシュート。アーロン・ワン・ビサカのクリアに対しクリアーできなかったクル・ズマのミスを見逃さずにシュートを放ったが、ワイドに流れた。

チェルシーは、バチュアイがマクトミネイの脛に接触し、イエローカードをもらう。

速いペースで攻撃を続けるユナイテッドに苦しめられるチェルシー。ユナイテッドは、マクトミネイが中盤でボールを奪うと、ジェームズが快速を飛ばして相手を揺さぶる。

そしてエリア内に侵入するとマルコス・アロンソに倒され、主審のポール・ティエニーがユナイテッドにPKを与えた。

このチャンスに即反応したラッシュフォードがキッカーを務め、ノリッジ戦での失敗を払拭。低いシュートが左下に決まって先制する。

同点に追いつきたいチェルシーは、20歳のリース・ジェームズがクリスティアン・プリシッチを狙ってクロスを入れるも、ワン・ビサカがクリアー。

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ラッシュフォードのゴールを祝福するブランドン・ウィリアムズとスコット・マクトミネイ

後半の立ち上がり、チェルシーはビリー・ギルモアがカラム・ハドソン・オドイへボールを渡そうとするも、ブランドン・ウィリアムズがインターセプト。再びギルモアにボールが渡り、シュートを放ったが、今度はマルコス・ロホがブロックした。

ハドソン・オドイがプレッシャーをかけ続けた結果、チェルシーはバチュアイのゴールで同点に追いつく。60分に到達する直前、ここまででチェルシーにとって唯一の枠内シュートが決まって1-1に。バチュアイアは、カバジェロのクリアーをユナイテッド陣内で受けて前に進むと、ボールを右コーナーに蹴り込んだ。

スールシャール監督は、65分に2選手を代え、ビクトル・リンデロフとリンガードを下げて、アントニー・マルシャルとアンドレアス・ペレイラを投入。マルシャルは、早速ジェームズからのスルーに飛び出し即インパクトを与えたが、これはズマに対応された。

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バチュアイのゴールでチェルシー が同点に追いつく

この状況を打開したのは、先制点を決めたラッシュフォードだった。距離のある位置から蹴ったフリーキックは、クロスバーを超えるような位置から軌道を急激に変化させてネットを揺らした。この変化には、カバジェロも何もできなかった。

トップスコアラーのタミー・エイブラハムを投じて流れを変えたかったチェルシー だったが、2点目を決められず、フラストレーションを溜めた。

このまま試合終了となり、ユナイテッドは遠征したサポーターの声援に感謝の気持ちを示した。サポーターは、12月中旬に行なわれる準々決勝でも、同様に大歓声でチームを後押ししてくれる。

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ラッシュフォードのフリーキックが炸裂!

試合情報

ユナイテッド:ロメロ、リンデロフ(67分にマルシャルと交代)、マグワイア、ロホ、ワン・ビサカ、マクトミネイ、フレッジ、リンガード(67分にアンドレアスと交代)、ウィリアムズ、ジェームズ、ラッシュフォード (80分にヤングと交代)

出場機会のなかったサブ:グラント、ジョーンズ、マタ、ガーナー

得点:ラッシュフォード (25分 PK、73分)

イエローカード:マクトミネイ、フレッジ

チェルシー :カバジェロ、ジェームズ、ズマ、グエーイ、アロンソ、コヴァチッチ、ジョルジーニョ、ギルモア(70分にマウントと交代)、ハドソン・オドイ、バチュアイ、プリシッチ(70分にペドロと交代)

出場機会のなかったサブ:カミング、アスピリクエタ、ランプティー、ジルー

得点:バチュアイ (61分)

イエローカード:バチュアイ、コヴァチッチ

観衆:3万8645人

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