ダビド「ビクトルは冷血」
ダビド・デ・ヘアは、ウェンブリーでPKをセットし、蹴る体勢になったビクトル・リンデロフを見た瞬間から、どういう結果になるかを確信していた。
ブライトン＆ホーヴ・アルビオンの7本目のPKをソリー・マーチが失敗後、勝負を決めるシュートアウトを蹴るのは、リンデロフだった。
リンデロフは、本来ゴールゲッターではなく、今シーズンはトップチームでのプレーから遠ざかっていたにもかかわらず、デ・へアはリンデロフがボールを持った瞬間から成功すると確信していた。
ゴールレスドローで120分を終えてPK戦に突入した一戦のフィナーレは、この瞬間に集約された。
「正直なところ、相手がPKを外した瞬間、確信したよ」と、デ・ヘアは試合後MUTVに語った。「ビクトルがボールを持っているのを見て、『勝った』と思った。彼は冷血。ボールを持った時のプレーのクオリティは高いからね」
「そして成功させたんだ！」
アイスマンと呼ばれるリンデロフは、ルーク・ショーとセンターバックでコンビを組むのは初めてだったが、デ・へアはこのコンビによるクリーンシート達成を当然と考えていた。
「僕は2人のことをよく知っているので、彼らがどれほど優れているか知っている。彼らはボールを持っているときも、ボールを持っていないときも、素晴らしい選手であることを示している」
しかしデ・へアは、リンデロフが重要な場面で、常にチームのために力を発揮してくれることを知っている。
「ビクトルは今シーズンあまりプレーしていなかったけれど、今回も本当にいいプレーをした。僕にとって、彼は偉大なセンターバックなんだ」
「彼は常にチームのために力を尽くしている」