苦しみながら勝ったノリッジ戦
ダビド・デ・へアは、4位を争うマンチェスター・ユナイテッドが勝利した結果を喜んでいるが、残りの6試合でさらに成長しないといけないと主張した。
トッテナム・ホットスパーがブライトン&ホーブ・アルビオンに敗れ、アーセナルがサウサンプトンに敗れるというショッキングな結果に終わった一方で、ユナイテッドはノリッジ・シティーに3-2で勝利。
この結果はユナイテッドにとって大きな追い風になった。クリスチアーノ・ロナウドのハットトリックを目撃したオールド・トラッフォードは歓喜に包まれたが、デ・へアは高い基準を持ち、残り試合ではより良いパフォーマンスを要求している。
「最後の1秒まで、とてもストレスフルだった」とデ・へアはインタビューで語った。
「ノリッジを相手に2-0とリードしていたので、ゲームのコントロールを失うわけにはいかなかった。けれど相手にチャンスを与えてしまい、前半が終わるまでに失点してしまった」
「もっとゲームをコントロールしなければならない。でも、素晴らしい試合だった。最後まで戦ったし、チームにとって良い経験になったし、クリスチアーノの素晴らしい3ゴールもあった」
ライバルの衝撃的な敗北について、デ・へアはこう続けた。「これはプレミアリーグで、簡単ではない。どの試合もタフだ。今日のノリッジ戦を見ればわかるように、彼らはリーグ最下位だけれど、ここで勝ち点を取れるところだった。彼らが勝ち点を落としたことはチームにとって良いことだけれど、僕たちは向上し続け、自分たちの試合に集中し、最終選まで勝ち続けなければならない」
ユナイテッドは前半、ロナウドの活躍によりで2-0のリードを奪ったが、ハーフタイムの前後にノリッジにゴールを決められ、2-2に追いつかれた。
しかし、チームは団結し、フリーキックで今シーズン2度目のハットトリックを達成したロナウドの右足で勝利を収めた。
「信じられないことに、彼のキャリアはまだまだ続く��彼は伝説的な選手であり、史上最高の選手の一人だ。彼がゴールを決めることは素晴らしいことだし、チームにとっても、みんなにとっても素晴らしいことなんだ」
ロナウドが明らかにヒーローであった一方で、デ・へアは同点に追いつかれた後でミロト・ラシカのシュートをファインセーブで防いだ。
「タフな試合だった、とても難しい試合だった。彼がシュートを打った瞬間、『これは無理かもしれない』と思いながら足と腕を伸ばした。セーブできたので良かった」
「戦い続けて、ファンもいつものように素晴らしかった。そして、クリスチアーノがフリーキックから素晴らしいゴールを決めてくれた。このようなプレーを続けていては十分ではないので、確実に改善し続けなければならない」
ユナイテッドの関心は火曜日にアンフィールドで行われるリヴァプールとの大一番に向けられている。デ・へアは、クラブの歴史的ライバルに挑むことを常に楽しみにしている。
「リヴァプールとの対戦はアウェイであっても常に特別なものだし、そこにいてプレーできるのは素晴らしいこと。どうなるかな。今日の試合が自信になって、良いプレーをして、試合に勝って、できればマンチェスターに勝ち点を持って帰りたい」